日本語を使ったゲーム・活動例
ゲーム:ウミガメのスープ
活動:Tがクイズを出題する。SはTにYes/Noで答えられる質問をして、答えがわかるまで、質問を繰り返す。SはTから得た情報を元に、答えが何かを推測し回答する。
対象:中上級
人数:少人数から可
活動:Tがクイズを出題する。SはTにYes/Noで答えられる質問をして、答えがわかるまで、質問を繰り返す。SはTから得た情報を元に、答えが何かを推測し回答する。
対象:中上級
人数:少人数から可
ねらい・Can - do
・日本語で質問して情報を収集できる。
・得た情報から、答えを導くことができる。
準備物
・出題する問題。
以下のサイトが問題作りの参考になるでしょう。ウミガメのスープというゲームをご存じない方は一度、ネットで調べてみてください。
やり方
- Tがクイズを出す。
- SはYes/Noで答えられる質問をして、答えを考える。
ウミガメのスープは質問をたくさんして、答えが何なのか推理するゲームなので、Sはたくさん質問をしないと答えを導くことができない。そのため、たくさん日本語を話す練習になる。
未修語彙があれば、事前 or 問題出題時に導入する。
活動例
T:今からゲームをしましょう。
S:はい。
T:今日は、推理ゲームです。
S:推理?
T:私が問題を読みます。皆さんは問題の答えを考えてください。とても難しい問題ですから、皆さんは、私にYes/Noで答えられる質問をたくさんして答えを考えてください。じゃあ、一度、やってみましょう。
(Tが問題を読む)
T:田中さんはコンビニに入って、買う必要のないコーヒーを買いました。どうしてですか?
S:コンビニに好きな人がいますか。
T:いいえ、いません。
S:コーヒーの他に何か買いましたか。
T:いいえ、コーヒーだけ買いました。
S:たなかさんはコーヒーが好きですか。
T:関係がありません。
S:コーヒーは何かに使いますか。
T:いいえ、使いません。
同じような質問を繰り返して、答えが何なのかをSに考えさせる。答えが出たとこで、次のクイズを出題する。問題が難しくなければ、Sにやらせても良い。
ちなみに、上記の問題の答えは、「田中さんはトイレを使うためにコンビニに入ったが、トイレだけ使って店を出るのはどうも失礼な気がしたため。」です。