使用教材

みんなの日本語 初級1

できるようになること(Can-do)

・初対面の人と簡単なあいさつや自己紹介ができる。

〜は〜です。(名前・身分など)

導入①:わたし、(名前)さん、彼、彼女

T:おはようございます。
S:おはようございます。
T:お元気ですか?
S:はい、元気です。
T:いいですね。始めましょう。

T:(自分を指して)わたし。(S1を指して)アントンさん。
T:(自分を指して)わたし。(S2を指して)セーラさん。

(上記を何度も繰り返す。)

T:(S1に発話するようにジェスチャーして)
S1:私
T:(Tを指して)
S1:ノッチさん。

同じように他のSにも質問。

T:(自分を指して)わたし。(S1を指して)アントンさん。(S3を指して、S1に)彼。(S2を指して、S1に)彼女。

(上記を何度も繰り返す。)

T:(S1に発話するようにジェスチャーして)
S1:私
T:(Tを指して)
S1:ノッチさん。
T:(S3を指して)
S1:彼
T:(S2を指して)
S2:彼女

導入②:〜は〜です。

T:(自分を指して)わたし。(名前を見せて)ノッチ。私はノッチです。
T:(マイクミラーの写真を見せて)彼。ミラーさん。彼はミラーさんです。
T:(女性の写真を見せて)彼女。鈴木さん。彼女は鈴木さんです。

T:わたしはノッチです。(S1さんに話すようにジェスチャー)わたしは?
S1:わたしはアントンです。

板書
わたしは [name]です。
かれは [name]です。
かのじょは  [name]です。
  実際の会話では「私は」は省略されることを、媒介語で説明するなり、補足プリントを配るなりして、教える。

練習

●「私は〜です。」、「彼/彼女は〜です。」の文を言う練習

導入③:〜は〜人です。

●国旗とその国の人の写真を見せて導入する。

T:(アメリカの国旗を見せて)アメリカ。
S:アメリカ。
T:(アメリカ人の写真を見せて)アメリカ人。
S:アメリカ人。

同様に他の国の国旗や人を見せて、国名と(国名)人を導入する。

T:(アメリカ人の写真を見せて)メアリーさん。アメリカ人。メアリーさんはアメリカ人です。

同様に他の写真も見せて、Tが発話し、途中から、Sに発話させる。

板書
メアリーさんは アメリカじんです。

練習

●写真を見せて、文を「〜は〜人です」の文を作らせる。

導入④:〜は<身分・職業>です。

●始めに職業に関する言葉を絵カードを使って導入しておく。

T:(教師のカードを見せて)教師。私は教師です。
T:S1さん?私は?
S1:私は学生です。
T:(写真を見せて)S2さん?
S2:トムさんは会社員です。

板書
トムさんは かいしゃいんです。

練習

●絵を見せて、文を作らせる。

●教科書の問題(B−1 / B−2)


〜は〜じゃありません。

導入

T:(S1さんに)S2さん、S2さん。(わざとまちがえる)
S1:I am not S2.
T:わたしはS2じゃありません。

わざとらしいが、他のSの名前もわざと間違えて、「わたしは〜じゃありません」を言えるようになるまで練習する。

板書
わたしは S2じゃありません。

T:(日本の国旗を見せて)私は日本人です。
T:(韓国人の学生にアメリカの国旗を見せて)S1さんはアメリカ人です。
S:私はアメリカ人じゃありません。

他のSにも同様に、わざと国籍を間違えて、訂正させる。職業についても同様の流れで練習する。

練習

●わざと間違えた情報を言って、Sに訂正させる。

●絵を見せて、文を作らせる。

●教科書の問題(B−3)

〜は〜ですか。

導入

T:S1さんは、イギリス人です(?のカードを見せて)か?
T:S1さんはイギリス人ですか?
S1:私はイギリス人です。
T:はい、イギリス人です。

T:S2さんはフィリピン人です(?カードを見せて)か?
S2:はい、フィリピン人です。

T:S3さんは中国人ですか?
S3:私は中国人じゃありません。
T:いいえ、中国人じゃありません。

板書
S1さんは イギリスじんですか。
・・・はい、イギリスじんです。
・・・いいえ、イギリスじんじゃありません。

他にも、職業を使って質問する。

練習

●絵を見せて、疑問文を作らせる。

●ペアで練習

●教科書の問題(B−4)

導入:誰(どなた)ですか。

T:(WBに有名人の写真を貼っておき、生徒に近寄って)あの人は、S1さんですか?S2さんですか?S3さんですか?(?カードを持って)誰ですか?
S:ジョニーデップさんです。

他にも有名人を何名かピックアップし繰り返し「誰ですか」の質問をする。

板書
あのひとは だれですか。
・・・ジョニーデップさんです。

練習

●写真を見せて、ペアで質問、回答し合う。

●教科書の問題(B−5)

〜は〜の<所属>です。

導入

T:わたしは教師です。(いろいろな日本語学校を見せて。)AAA学校?BBB学校?
S:AAA学校(授業をしている学校の名前)
T:わたしはAAA学校の教師です。

T:S1さんは教師ですか?
S:いいえ、学生です。
T:AAA学校、BBB学校、CCC学校?
S:AAA学校です。
T:S1さんはAAA学校の学生です。

その他、絵を見せて導入する。

板書
S1さんは AAAがっこう がくせいです。

練習

●絵を見せて、文を作らせる。

●教科書の問題(B−6)

〜も〜です。

導入

T:(写真を見せて)田中さんは日本人です。山田さんも日本人です。鈴木さんも日本人です。メアリーさんはアメリカ人です。メラーさんもアメリカ人です。

何度も繰り返し、Sが意味を推測できたところで、Sに文を作らせる。

T:(写真を見せて)S1さん?
S1:黒田さんは日本人です。鈴木さんも日本人です。

板書
たなかさんは にほんじんです。
すずきさんも にほんじんです。

練習

●絵を見せて、文を作らせる

〜は〜歳です。

導入

●1〜100までの数字を導入する。

T:(名前と年齢が書いてある絵を見せて)ジェームさんは25歳です。マークさんは30歳です。ジェラルドさんは?
S:12歳です。
T:(絵を見せて)?
S:田中さんは35歳です。

板書
たなかさんは 35さいです。

練習

●絵を見せて、文を作らせる。

 

導入:何歳

T:(絵を見せて)ジェームさんです。15歳ですか?25歳ですか。30歳ですか。(?カードを使って)何歳ですか?
S:ジェームスさんは35歳です。
T:35歳です。

板書
ジェームスさんは なんさいですか。
・・・35さいです。

練習

●絵を見せて、質問文と回答文を作らせる。

●教科書の問題(B−7 / C−1 / C−2 / C−3)

まとめ練習

教科書の「問題」を使ってリスニング、文作りなど、第1課の総まとめ問題を解かせる。

会話練習

教科書の会話:初めまして

進め方の例1
①絵を見せて、シチューションを説明する。(Sに考えさせても良い)
②二人のセリフを考えさせる。
③スクリプトを見せて、会話をチェックする。
④ペアで練習。練習後、前で発表する。
進め方の例2
①絵を見せて、Tが一度読む。
②Tがもう一度読む、Sはリピートする。
③意味をチェックする。
④ペアで練習。練習後、前で発表する。

自己紹介は練習済みなので、それほど難しくないだろう。まだ、スムーズに言えないSには何度も練習させる。

まるごと日本のことばと文化 第3課:どうぞよろしく

第1課の会話練習に「まるごと日本のことばと文化 入門(A1) かつどう」の第3課「どうぞよろしく」が使える。

この課では、自分のことを簡単に話す活動があり、名前や国や仕事などを紹介し合う。

未習表現としては、「〜できます」、「〜少しできます」、「勉強中です」、「いいえ、できません」が出てくるので、導入できるのであれば、ここで導入してしまおう。

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