できる日本語 中級の教え方のヒント/ポイントを参考に授業の流れをざっと作ってみました。
細かいところまでは書けていないので、今後、徐々に追記していく予定です。

使用教材

話してみよう

質問例
①みなさんはどこに住んでいますか。
②住んでいる町には何がありますか。
③この町には何がありますか。何をするところですか

T:みなさんはどこに住んでいますか。
S:豊中市に住んでいます。高槻市に住んでいます。など。
T:じゃあ、みなさんが住んでいる町には何がありますか。教えてください。
S:郵便局があります。病院があります。スーパーがあります。など。
T:みなさんの町の病院や郵便局に行ったことがありますか。
S:スーパーしか行きません。他はまだ行ったことがありません。
T:じゃあ、教科書の絵を見てください。何がありますか。
S:図書館、公民館、美術館、スポーツセンター、公園、コンビニ
T:じゃあ、図書館は何をするところですか。
S:本を借りるところです。
T:美術館は何をするところですか。
S:絵を見るところです。

他、スポーツセンターやコンビニなども何をすることか確認する。

耳でキャッチ

タスク前確認作業

Can-do
施設を利用するのにわからないことがあったとき、職員の説明を聞き取ることができる。
質問
①住んでいる図書館を利用したことがありますか。
②わからないことがあったとき、図書館の人に聞いたことがありますか。

T:じゃあ、次のページを見てください。ここはどこですか。
S:図書館です。
T:そうですね。みなさんが住んでいる図書館を利用したことがありますか。
S:いいえ、ありません。
T:そうですか。じゃあ、ナタポンさんと山口さんは何をしていますか。
S:図書館の人と話しています。
T:そうですね。山口さんは本を借りに図書館へ来ました。本を借りるとき、何がいりますか。
S:カード?
T:はい、貸し出しカードがいります。でも、山口さんはカードを忘れてしまいました。

T:じゃあ、今からCDを聞きましょう。

板書
・ナタポンさんは貸し出しカードがありませんが、本が借りられますか?
・どうしてですか?

T:ナタポンさんは貸し出しカードがありませんが、本が借りられますか?聞いてください。
T:どうしてですか?理由も聞いてください。

T:難しい言葉や文法があるかもしれませんが、この2つだけ、聞いてください。

タスク実施

音声のスピードは速いので、何度か聴かせて問題の答えを考えさせる。それでも難しい場合はTが読むなど、工夫する。

タスク後確認作業

T:はい、答えがわかりましたか?
S:ちょっと早いですが、わかりました。
T:じゃあ、山口さんは本が借りられますか?
S:いいえ、借りられません。
T:どうしてですか?
S:貸し出しカードがありませんから。
T:じゃあ、貸し出しカードがなかったら、借りられませんか。
S:住所や名前がわかるものがあれば、借りられます。
T:そうですね。住所や名前がわかるもの、例えば、どんなものですか。
S:ID
T:そうですね。日本語で「身分証明書」と言います。他には?
S:ドライバーズライセンス。
T:そうですね。日本語で「運転免許証」と言います。

T:じゃあ、もう一度CDを聞きましょう。

(CDを聞く)

CDを聞いたら、会話の内容についてもう少し詳しく質問していく。

質問例
① 女の人(山口)は、始めにになんと言っていましたか。
②「何かご住所やお名前がわかるものをお持ちですか」の「お持ちですか」はどんな意味だと思いますか。
③「何かある?」は誰が誰に話していますか。
④「カードがない場合、本人かどうか確認することになっています」の「本人」というのはどんな意味だと 思いますか。
⑤「~ことになっています」はどういう意味ですか。
⑥ いつ、本人かどうか確認することになっていますか。
⑦ 本人かどうか確認するために、何があればいいですか。
⑧「家に届いた郵便物でもかまわない」と言っていますが、「かまわない」はどういう意味だと思いますか。
⑨ 図書館の人は、どうして女の人に本を貸し出すことができないと言っていますか。

T:女の人は、始めに何と言っていましたか?
S:貸し出しカードを忘れてしまったんですが、今日は借りられませんか?
T:そうですね。そして、図書館の人は何と言っていましたか?
S:何かご住所やお名前がわかるものをお持ちですか?
T:はい、そうです。「お持ちですか」はどんな意味だと思いますか?
S:持っていますか?
T:いいですね。
T:それから、ナタポンさんは何と言いましたか?
S:何かある?
T:これは誰に言いましたか?
S:山口さん?
T:どうして?山口さんに言ったと思いますか?
S:言い方がカジュアルですから。
T:そうですね。
T:「カードがない場合、本人かどうか確認することになっています」の「本人」はどんな意味だと思いますか。
S:山口さん?
T:そうですね。山口さんはカードがありません。でも、図書館の人はその人が山口さんかどうかわかりませんから、その人が山口さん本当に山口さんか確認します。
T:「じゃあ、確認することになっています」の「なっています」はどんな意味ですか?
S:ルール?
T:そうですね。じゃあ、本人かどうか確認するために、何があればいいですか。
S1:保険証、学生証、郵便物など
S2:先生、郵便物は何ですか。
T:「郵便物」の前に何と言っていましたか。
S2:ご自宅に届いた?
T:そうですね。自宅は漢字でこう書きます。「自」は「自分」、私ですね。「宅」は「家」と同じです。じゃあご自宅の意味は何ですか。
S2:自分の家
T:そうですね。じゃあ、自分の家に届いた。届いたはどんな意味ですか。
S:誰かが家に持ってくる、運んで来た。
T:そうですね・じゃあ、自分の家に届いた郵便物は。どんな意味だと思いますか。
S2:自分の家に来た、荷物?
T:はい、そうです。
T:じゃあ、もう一度、スクリプトを見ながら聞きましょう。

文型導入

教科書のスクリプトを見ながら、再度確認する。

お・ご〜です。/ お・ご〜でしょう。

T:図書館の人は、「何かご住所やお名前がわかるものを持っていますか」と聞くとき、何と言いましたか。
S:「ご住所やお名前がわかるものをお持ちですか」
T:(板書して)そうですね。いつ使うと思いますか。
S:(色んな意見を言う)
T:お店の人が利用者に丁寧に質問するとき、「お・ご〜です。/お・ご〜でしょう。」を使います。

T:じゃあ、①を見てください。S1さん、読んでください。
S1:「どのようなお部屋をお探しでしょうか。」
T:そうですね。これはどういう意味ですか。
S1:どういう部屋を探していますか。
T:そうですね。

T:じゃあ、S2さんは今、コンビニでアルバイトをしています。おばあさんが店の中で何かを探しています。おばあさんに何と言って声を掛けますか。
S:何かお探しですか?

T:じゃあ、②を見てください。お箸をご利用ですか?これはどんな意味ですか?
S:お箸を利用しますか?
T:利用するは何ですか?
S:必要ですか?いりますか?
T:はい、そうですね。
T:じゃあ、S3さんは居酒屋でアルバイトをしています。お客さんに小さいお皿を使うかどうか聞いてください。
S:小さいお皿をご利用ですか。
T:はい、そうですね。

他にも例を出して口頭練習。

〜場合

T:この図書館では、どんなとき、本人かどうか確認しますか。
S:カードがない場合。
T:そうですね。「カードがない場合、本人かどうか確認します」というのはどういう意味ですか。
S1:カードがなかったら?
S2:カードがないとき?
T:そうですね。

板書
カードがない場合、確認することになっています。

T:意味は「カードがなかったら」や「カードがないとき」と同じ意味です。
T:場合の前の動詞の形は何ですか?
S:ない形です。
T:そうですね。

[追加で意味の確認]
T:じゃあ、 みなさん、「学校を休む場合、先生に連絡してください」。どういう意味ですか。
S:学校を休む時は、先生に連絡してください。
T:いいですね。
T:じゃあ、「熱が下がらない場合、この薬を飲んでください。」どういう意味ですか。
S:熱が下がらなかったら、この薬を飲んでください。
T:いいですね。

[使う練習] T:(印鑑を見せて)これは何ですか?
S:・・・
T:どこで使いますか。
S:銀行や市役所?
T:そうですね。「印鑑」言います。
T:みなさんは、銀行へ行きました。銀行の人に「ここに印鑑を押してください」と言われました。でも印鑑がありません。銀行の人に何と言ったらいいですか。
S:印鑑がない場合、どうしたらいいですか。
T:そうですね。

口頭練習が終わったら、教科書の例文を読ませ、意味を確認する。

〜ないことには〜ない

T:どうして、山口さんは今日、本が借りられませんか。
S:住所確認できないことには、貸し出しできません。
T:そうですね。「住所が確認できないことには、貸し出しできません」。これはどういう意味ですか。
S:住所が確認できなければ。
T:はい、そうですね。

板書
住所が確認できないことには、貸し出しできません。

T:「ことには」の前の形は何ですか。
S:「ない形」です。
T:普通形ですか。丁寧形ですか。
S:普通形です。
T:はい。いいですね。

T:「アルバイトしたいな、でも面接に行きたくないな」と言っている友達がいます。その友達にアドバイスしてください。何と言いますか。
S:面接に行かないことには、アルバイトはできません。
T:宝くじを買っていないのに、「宝くじが当たったら、何を買おうかな」と言っている友達がいます。その友達にアドバイスしてください。何と言いますか。
S:宝くじを買わないことには、当たりません。
T:いいですね。

口頭練習が終わったら、教科書の例文を読ませ、意味を確認する。

語彙導入

学習者と一緒に意味を確認する。新しく勉強した文型を使って、例文を作らせても良いだろう。

やってみよう

質問例
①会議室を利用する場合、何をしなければいけませんか。
②利用者登録するとき、何が必要ですか。

T:じゃあ、もう一つタスクにチャレンジしましょう。
T:男の人は会議室を借りるために公民館へ行きました。
T:みなさん、公民館の人に何と言いますか。
S:会議室を使いたいんですか。
T:じゃあ、みなさん、公民館の人だったら、何と言いますか。
S:いつですか。

T:じゃあ、今から、CDを聞きましょう。会議室を利用する場合、何をしなければいけませんか。


こんなときどうする?

タスク前作業

Can-do
困っていることを管理人に説明し、解決してもらえるように頼むことができる。
質問例
①生活していて困っていることがありますか。そんな時、どうしていますか。
②隣の人がうるさくて困る時、どうしますか。

T:みなさんは、生活していて困ったことがありますか。例えば、隣の人がうるさいとか、虫が多いとか。
S:時々、隣の人が夜なのに、大きい音で音楽を聞いています。
T:そうですか。じゃあ、そんな時はどうしますか。
S:我慢していますよ。
T:そうですか。

T:じゃあ、今からCDを聞きましょう。女の人が話しています。何を話していますか。聞いてください。
S:(CDを聞く)
T:どうでしたか。女の人は何か困っていましたね。どうして困っていますか。
S:となりの人がうるさいです。
T:そうですね。女の人は、隣の人の家に行って、「静かにしてください」と言いましたか?
S:いいえ。
T:じゃあ、女の人はどうしますか。
S:明日、管理・・・に話す。
T:管理人さんに話そうと思っていますね。
T:「管理人さん」は誰ですか。
S:アパートの人?
T:そうですね。アパートで問題がないかチェックしている人ですね。

T:じゃあ、今から、ロールプレイをしましょう。
T:S1さん、S2さん、S3さんは女の人です。S4さん、S5さん、S6さんは管理人さんです。これはみなさんのタスクです。(タスクカードを配布して)読んでください。

T:わからない言葉がありますか?
S:ありません。
T:じゃあ、今からペアで練習しましょう。後で、前でやってもらいます。どんな言葉を話しますか。自分で考えて、ください。

S:(ペアで練習)

T:はい、じゃあ、S1さんとS4さん前に来てください。
S:(ロールプレイを実施)

T:はい、ありがとうございました。みなさん、S1さんとS4さんのロールプレイはどうでしたか?
S:(意見をシェア)

 

T:はい、じゃあ、CDを聞きましょう。女の人と管理人さんの会話です。
S:(CDを聞く)

T:はい、どうでしたか?みなさんがロールプレイで話した言葉とだいたい同じでしたか。
S:少し全然違います。
T:そうですか。何が違いますか。
S:聞いたことがない文法がありました。

文型導入

 〜たいことがあるんですが。

T:じゃあ、女の人は始めに、何と言いましたか?
S:ちょっとご相談したいことがあるんですが。
T:はい、そうですね。女の人は管理人さんに何を話しましたか。
S:隣の部屋の男について話しました。
T:そうですね。でも、最初に、「隣の部屋から大きな音が聞こえてきます」と言いませんでしたね。
T:どうして、「ちょっとご相談したいことがあるんですが」と言いましたか?
S:突然、隣の部屋から大きな音が聞こえてきます。というと変です。驚きますよ。
T:そうですね。
T:相談したいことがある時、始めに、「ちょっとご相談したいことがあるんですが」と言ってから、相談します。

T:じゃあ、お願いしたいことがある時、始めに何と言いますか。
S:お願いしたいことがあるんですが。

T:じゃあ、聞きたいことがある時、始めに何と言いますか。
S:聞きたいことがあるんですが?
T:相手が、年上の人だったら?どうですか?
S:・・・。
T:「聞く」の謙譲語は?
S:伺う。あ、伺いたいことがあるんですが。
T:そうですね。

〜ようとする。

T:じゃあ、隣の部屋から大きな音が聞こえてくるのはいつですか。
S:毎晩です。
T:ゆうべも聞こえてきましたか。
S:はい。
T:ゆうべはいつですか。
S:昨日の夜です。
T:そうですね。ゆうべも勉強しようとしたら、大きな音が聞こえてきました。
T:「勉強しようとしたら」は、もう勉強していますか。
S:まだですか。
T:そうです。これから勉強します。

[口頭練習]
T:じゃあ、ゆうべ寝る準備をしました。そして横になりました。その時、隣の部屋から大きな男が聞こえてきました。管理人さんに相談したいです。何と言って、相談しますか。

T:Sさんは毎朝、起きたとき、窓を開けます。昨日、窓を開ける時、窓ガラスが割れていることに気がつきました。管理人さんに相談したいです。何と言って、相談しますか。

〜みたいなんですが / ようなんですが。

T:女の人は管理人さんに話しました。隣の人は何をしていると言っていましたか。
S:音楽を聞いいてるみたいなんですが・・・。と言いました。
T:どうして、聞いているみたいなんですが、ですが。隣の人は聞いていますよね?
S1:はい、でも聞いていないかもしれません。
T:でも、隣の部屋から大きい音楽が聞こえてきますよね。女の人は隣の部屋がうるさいと思っていますよ。でも、管理人さんに「隣の部屋から大きい音が聞こえてきます」と言いませんでした。どうしてだと思いますか。
S:ちょっと、言い方が強いから。
T:そうですね。

〜ていただきたいんですが。

T:女の人は管理人さんから隣の人に話して欲しいです。何と言っていますか。
S:管理人さんから話していただきたいんですが・・・・。
T:そうですね。「話していただきたいです」と「話していただきたいんですが」はどう違いますか。
S:「話していただきたいです」は少し強いです。
T:そうですね。「〜ていただきたいんですが」は言いにくいことを丁寧にお願いするときに使います。よく、「できたら」と一緒に使います。

やってみよう

T:じゃあ、みなさんが今困っていることを、管理人さんに相談してみましょう。
T:じゃあ、始めに、ペアで相談してください。それから練習します。後で、前でやってもらいます。
T:ロールプレイの時は、今日勉強した文型を使ってください。
S:(ペアで相談、練習)

3. 見つけた!

タスク前作業

Can-do
地域にある施設の利用案内を読んで情報を得ることができる。
質問例
①最近、運動をしていますか。
②スポーツセンターなどを利用したいと思ったらどうしますか。
③ホームページや雑誌などを見たとき、どんな情報がほしいですか。

T:皆さんは、最近、運動していますか。
S1:はい。時々、走りますよ。
S2:全然しないです。
T:じゃあ、運動がしたくて、スポーツセンターを利用したいと思ったら、どうしますか。
S:インターネットで調べます。
T:じゃあ、インターネットで調べます。ホームページを見ました。たくさん情報があります。皆さんはホームページの中からどんな情報がほしいですか。
S:値段とか、時間とか、どんなことができるかとか。
T:いいですね。じゃあ、スポーツセンターのホームページを見てみましょう。教科書を見てください。
T:みんさんは、最近、運動不足なので、スポーツセンターを利用したいと思っています。そして、スポーツセンターのホームページを見ています。
T:じゃあ、初めに、このホームページを読んでください。読むとき、次の2つの答えも考えてください。
T:(板書)このスポーツセンターのトレーニングルームはすぐに利用できますか。
T:(板書)スポーツ教室に入りたいです。受付はいつ終わりますか。
S:(タスクを実施)

タスク後作業

質問例
①ここのトレーニングルームはどんな人が利用できますか。
②トレーニングルームを利用するためには、何をしなければならないですか。
③「ご利用経験の有無」とはどういう意味ですか。
④スポーツ教室に入りたいです。受付はいつ終わりますか。
⑤シューズは靴という意味です。シューズをどうしてくださいと言っていますか。

T:はい、皆さん読めましたか。
S:はい。
T:じゃあ、このトレーニングルームはどんな人が利用できますか?
S:市内に在住、在勤、在学の人です。
T:(板書)在住
T:在住はどういう意味ですか?
S:わかりません。
T:(「住む」の漢字を指す。)
S:住んいる人?
T:そうですね。
T:じゃあ、在学は?
S1:学生、学校・・・。
S2:学校に行っている人?
T:そうですね。学校に行っている人です。
T:じゃあ、「在勤」は?
S:わかりません。
T:「勤」は「働く」という意味です。じゃあ、「市内に在勤」はどういう意味ですか。
S:市内の会社で働いている人。
T:はい、そうですね。

T:じゃあ、トレーニングルームを利用したいです。利用するためには何をしてください。と書いてありますか。
S:講習を受けてください。
T:そうですね。利用するには、講習を受けてくださいと書いてありますね。
T:「利用するには」とは、どういう意味ですか。
S:利用するために?
T:はい、そうですね。

板書

トレーニングルームを利用するには、講習を受けてください。

V(辞)には:V(辞)ためには

口頭練習

(1)友達が図書館の貸し出しカードを作りたいけど、何が必要かわからないと言っています。身分証明書が必要なことを話してください。

(2)友達が公民館の料理教室に参加したいと言っています。窓口に参加申込書を出すことが必要なことを話してください。

(3)友達がサッカーのこーt歩を借りたいと言っています。区のサッカーコートを借りる時、名前や住所の登録が必要なことを話してください。

T:じゃあ、トレーニングルームを初めて利用します。講習を受けなければなりませんか。
S:はい、受けなければいけません。
T:そうですね。じゃあ、「ご利用経験の有無」とはどういう意味だと思いますか。
S:わかりません。
T:じゃあ、漢字を見てください。有と無ですね。
S:利用経験が「あります」と「ありません」。
T:そうですね。じゃあ、「ご利用経験の有無にかかわらず、講習は必ずお受けください。」、これはどういう意味だと思いますか。
S:利用したことがあっても、なくても、講習を受けなければならない?
T:はい、そうですね。

板書
ご利用経験の有無にかかわらず、講習は必ずお受けください。

T:空手、テニス、バレーボール、各20人の「各」ってどういう意味だと思いますか。
S:それぞれ?
T:そうですね。それぞれ20人までです。じゃあ、いつ受付が終わると書いてありますか。
S:定員になり次第。
T:そうですね。「定員になり次第」はどんな意味だと思いますか。
S:定員になったら?
T:はい、定員になったら、すぐに受付が終わります。

板書
ご定員になり次第、受付を終了します。

やってみよう

地域にある施設のホームページを見て、利用案内を読む。


伝えてみよう!

タスク後作業

Can-do
よく利用する施設の様子や特徴(便利な点、設備)などについて紹介することができる。

T:みなさんは、スポーツクラブや図書館など、どんな施設を利用したことがありますか?
S:先日、スポーツクラブに行きました。図書館に行きました。など。
T:いいですね。じゃあ、その図書館はどんなところでしたか?
S:とても広くて、本がたくさんありました。
T:それだけですか?
S:ソファもあって、とてもいいです。それから、新しい図書館なので、とても綺麗でした。
T:いいですね。

他のSにも質問する。

T:じゃあ、今からCDを聞きましょう。

板書
(1)この人はどんな施設を紹介しましたか?
(2)いつこの人はそこへ行きますか?
(3)どんなところですか?

T:これを聞いてください。
S:(タスク実施)

タスク後作業

T:この人はどんな施設を紹介しましたか?
S:公民館です。
T:そうですね。じゃあ、この人はいつ公民館に寄ると言ってましたか。
S1:学校から帰る・・・
S2:学校から帰る途中?
T:そうですね。「学校から帰る途中」と言っていました。これはどんな意味だと思いますか。(学校、家、公民館の位置を板書)
S:学校と公民館の間?
T:そうですね。

板書
学校から帰る途中、寄ります。

T:描いた絵を飾るところをギャラリーと言います。
T:この公民館にはギャラリーがありますか。
S:ありません。
T:そうですね。この公民館にはギャラリーがありません。じゃあ、地域の人の絵を飾って見せる時、どこを使いますか。
S:ロビーです。
T:そうですね。ロビーがギャラリーになります。ロビーをギャラリーとして使っています。

板書
ロビーをギャラリーとして使います。

施設のよさについて紹介する時の表現

意味を確認して後、Sに質問し、これらの表現を使って答えさせる。

T:S1さんの行った図書館はどんな人が利用できますか。
S:誰でも利用できます。

やってみよう

もう一度、利用したことのある施設を紹介する。先に伝えたいことを紙に書かせ、発表させても良い。

耳でキャッチ!

タスク前作業

Can-do
電話で道順をメモしながら行き方を知ることができる。
質問例
①施設に行きたいですが、場所がわからない時、どうしますか。電話をして聞いたことがありますか。
②電話で場所を聞く時、どんな言い方をしますか。

T:みなさんはスポーツクラブや図書館などの施設に行きたくても、場所がわからない時、どうしますか。
S:Google mapで調べます。
T:そうですか。電話で聞いたことはありませんか。
S:ありませんね。
T:そうですか。じゃあ、もし電話で聞くなら、どんな言い方をしますか。
S:行き方がわからないんですが。
T:いいですね。

T:じゃあ、今からCDを聞きましょう。
T:男の人は文化センターに行きたいけど、道がわらかなくて困っています。
T:そして、男の人は文化センターに電話しました。
T:文化センターの人は男の人に道を教えます。
T:みなさん、文化センターの人の説明を聞いて、どこへ行ったらいいか考えてください。

S:(タスク実施)

タスク実施後作業

T:じゃあ、地図を見てください。文化センターの場所はどこだと思いますか。
S:Bだと思います。
T:どうして、そう思いますか。
S:川を渡ると行っていましたから、CとFは違います。コンビニがあると行っていましたから、EとDも違います。など。

T:じゃあ、もう一度、聞きましょう。皆さん、行き方の説明を聞く時、どんなことを聞いたらいいと思いますか。
S:どんな建物が近くに有るか。など。
T:そうですね。じゃあ、もう一度聞いてみましょう。今度は地図を見てもいいです。

S:(タスク実施)

T:はい、じゃあ、パクさんが文化センターに電話した時、最初にどんなことを言いましたか。
S:文化センターの行き方を教えていただけますか。
T:いいですね。その後、文化センターの人は何と言いましたか?
S:どちらからいらっしゃいますか。
T:そうですね。どういう意味ですか。
S:どこから来ますか。
T:そうですね。どうして、場所を聞きましたか?
S:説明のためです。パクさんがいる場所がわからなかったら、説明できません。
T:そうですね。そして、パクさんは何といいましたか?
S:さくら駅から行きたいんですが。
T:はい。そして文化センターの人は説明しました。
T:説明した後、パクさんは「北口ですね」と言いましたが、どうしてですか。
S:確認するため。
T:そうですね。そして、文化センターの人は「駅を背にして、スーパーと本屋の間をまっすぐ歩いて来てください」と言いましたが、「駅を背にして」というのはどういう意味だと思いますか。
S:う〜ん、難しいです。
T:「背」の漢字がわかりますか。
S:背中ですか。
T:そうですね。パクさんは駅を背にして立っています。
S:???
T:パクさんの後ろには何がありますか。
S:駅があります。
T:どうしてわかりますか。
S1:駅と背中が・・・
S2:駅の方に背中があります。
T:そうですね。「駅を背にして」と言います。

板書
駅を背にして、立っています。
T:「交差点を渡ると、その先に川があります。」と言いましたが、「その先」とはどんな意味だと思いますか。
S:交差点を渡った後。
T:いいですね。
T:じゃあ、「川に沿って200メートルぐらい歩くと、右に灰色の建物が見えます」と言いましたが、「川に沿って」はどういう意味だと思いますか。
S:・・・。
T:じゃあ、パクさんはどんな道を歩いていますか。
S:川と同じ道?
T:そうですね。(地図を指差しながら)川と同じ道です。川に沿って歩いています。
板書
川に沿って歩いています。

やってみよう

1回目は地図を見ないで、挑戦させる。

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