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使用教材

第7課の学習項目

Can-do
相手を不快な気持ちにさせずに、丁寧に謝ることができる。

1. できますか

進め方
・この課の「テーマ」と「Can do」を確認し、文章の場面を確認する。
・文章を読んで、主人公「アレックス」が使っている敬語について、どこが変か、どういえば良いのかを考えさせる。

ウォーミングアップ

T:今日のトピックは「お詫びをする」です。「お詫び」は謝ることです。
TS1さんは何か仕事で失敗して誤ったことがありますか。
S1:はい。
T:どんな失敗をして謝りましたか。
S1:(答える)
T:じゃあ、どのように謝りましたか。
S1:(答える) 

T:じゃあ、初めに教科書の文を読みましょう。S1さん最初の文を読んでください。
S:(教科書を読む)

T:アレックスさんはどこにいますか。
S
:オフィスです。
T:そうですね。何をしていますか。
S:打ち合わせの準備
T:はい、じゃあ、教科書を読みましょう。

会話を読む

T:じゃあ、S1さんはアレックスさんです。S2さんは加藤さんです。
TS1さん立ってください。
S1:立つ
T:じゃあ、読みましょう。

読む時は、プリントを見ながらでいいので、役になりきって、読む。

読んだ後に・・・
T:アレックスさんと加藤さんの会話はどうでしたか。何か変なところがありましたか。隣の人と相談してみてください。
S:(相談する)
T:相談できましたか。
S:はい。
T:じゃあ、何か気がついたことがありますか。
S1:「どうしよう」は良くないと思います。 

 学習者にとって簡単すぎる場合は、どんな会話が良いのか考えさせる

Sの回答を確認した後・・・
T:じゃあ、1つずつチェックしましょう。
TS1さん、最初の文を読んでください。 

え?あ、1時からですよね?
→午後1時からだと思っておりました。(ミスを報告する) 

すみません!ごめんなさい。
→(時間を間違てしまい)大変申し訳ございません。(謝る) 

ど、どうしよう
→不要 

はい。1時に。
→はい。11時にお伺いいたします。 

もう一歩
じゃあ、次の日11時にアレックスさんは打ち合わせに行きました。加藤さんに何か言いますか。
→昨日は申し訳ありませんでした。
→今後は気をつけます。



2. 敬語で行ってみよう

進め方
・正しい敬語の表現や形を確認する。
・確認できたら、もう一度、文章を正しい敬語を使って読む

T:はい、全部読めましたね。
S:はい。

T:今日のトピックは何でしたか?
S
:「お詫びをする」です。

T:じゃあ、謝る表現にはどんなものがありますか。
S:すみません、ごめんなさい。申し訳ありません。申し訳ございません。 

教科書の表現も紹介する。

T:教科書の2番「ミスを報告する」を見てください。
T:もし、みなさんが仕事をしていて、ミスをした場合、どうやって(どんな文型を使って)報告しますか。

T:じゃあ、次の「反省の気持ちを伝える」を見てください。
T:日本では誤った後、日本ではよく「反省」の気持ちを伝えます。 

・二度とこのようなミスをしないように注意/徹底いたします。
・今度は気をつけます。 

徹底
→中途半端ではなく一貫していること。

 T:じゃあ、S1さんは加藤さんです。私はアレックスです。「今度気をつけます。本当にすみませんでした。」と言います。S1さんはもし起こっていない場合、何と言いますか。

3. 練習しましょう

進め方
・CDを聞きながら、練習をする。(生徒のレベルによりやり方は調整するが、基本は以下を想定)
①文字を見ながら聞いてもらう。
②慣れてきたらCDを一時停止して、リピートしてもらう。
③さらに慣れてきたら、聞く前に想像して言わせる。
④最後にもう一度、CDと、一緒に言わせる。

T:じゃあ、少し練習しましょう。始めにCDを聞いてください。
S:(CDを聞く) 

T:じゃあ、今度はリピートしましょう。
S:CDを聞いてリピートする) 

T:じゃあ、次は聞く前に言いましょう。S1さん、1番は?
S:(答える) 

T:じゃあ、もう一度、CDを聞きながら、言いましょう。
S:(CDを聞きながら、言う。)

 問題数はあまり多くないので、もっと練習させたい場合は、例文を事前に用意しておくこと。

4. これでOK!

進め方
・音声サンプルを繰り返し聞いて、一緒にリピートしたり、シャドーイングをする。
→また、宿題として、何回も家で読ませる。

T:はい、じゃあ、次のページを見てください。教科書を見ながらCDを聞いてください。
S:(CDを聞く)
T:どうですか。意味がだいたいわかりましたか。
S:はい。
T:じゃあ、CDをもう一度、聞きましょう。今度はCDと一緒に読んでください。 

CDを流し、Sは一緒に読む。
CDのスピードが速い場合は、Tが読んで、Sがリピートする。
時間があればシャドーイングも実施する。



5. チェックしましょう

進め方
・この課で勉強した、敬語の言葉や表現を確認する。
・チェックシートに書かせて答えを確認する。

T:じゃあ、問題にチャレンジしましょう。
S:(問題を解く)

T:1番の答えは何ですか。
S:(答える)

他の問題も答えを確認する。

6. スタイルを変えてみましょう

板書
・敬語を使って答えさせる。
・それから、CDを聞かせて、リピートさせる。

T:すみません。大事な書類を忘れてしまって。敬語スタイルで?
S
:(答える)

T:友達スタイルで?
S
:(答える)

7. やってみましょう

進め方
・ロールプレイで「Can do」が達成できたかをチェックする。

T:はい、じゃあ、最後にロールプレイをしましょう。
T:(ロールカードを配布)

T:はい、じゃあ、ペアで練習してください。後で、前でやってもらいます。
T:今日勉強した言葉を使ってくださいね。

S:(練習して、発表)

 発表後に発表を見ていた学生に良かった点や、もう少し改善したところがいい点を確認する。

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