使用教材

みんなの日本語 初級1

できるようになること(Can-do)

・日常生活の行動を順を追って話せる。
・人や物、場所などについて簡単な描写ができる。

Vて、Vて、〜

導入

T:S1さんは朝、何時に起きますか。
S:6時に起きます。
T:それから何をしますか。
S:朝ご飯を食べます。
T:それから何をしますか。
S:会社へ行きます。
T:S1さんは朝6時に起きます。朝ごはんを食べます。会社へ行きます。
T:S1さんは朝6時に起きて、朝ごはんを食べて、会社へ行きます。

他のSにも質問。

T:S1さんは朝6時に起きます。朝ごはんを食べます。会社へ行きます。

T:私は、先週末、デパートへ行きまいした。靴を買いました。レストランで食事しました。
T:私は、先週末、デパートへ行って、靴を買って、レストランで食事しました。
T:皆さんは何をしましたか。
S1:図書館へ行って、勉強しました。

板書

としょかんへ いって べんきょうしました。

練習

●て形の練習

●結合練習

デパートへ行きます。・映画をみます。→デパートへ行って映画をみます。

●絵カードを見せて、「〜て」を使って答える練習

●Q&A

T:週末、何をしましたか。
S:友達に会って、一緒にご飯を食べました。

●教科書の問題(B−1 / B−2 / C−1)


どうやって

導入

●Sが見たことのないような物を見せて導入する。

T:これは何ですか。
S:わかりません。それは何ですか。
T:使い方がわかりますか。
S:いいえ、わかりません。
T:わかりませんから、質問します。どうやって使いますか。

T:私は谷口デパートへ行きたいです。でも、道がわかりません。あ、警察の人がいます。私は質問します。私は谷口デパートへ行きたいです。谷口デパートまでどうやって行きますか。

板書

どうやって使いますか。

どうやって:how

練習

●自宅から学校、デパート、大学、会社などにどうやって行くのかQAで確認する。

Vてから

導入

T:今日、何時に晩御飯を食べますか。
S1:9時に食べます。
T:(板書して)、9時に晩御飯を食べます。(9時以降を指して)、何をしますか。
S1:シャワーを浴びます。
T:S1さんは晩御飯を食べてから、シャワーを浴びます。

他のSにも質問

T:皆さん、昨日、何時にうちへ帰りましたか。
S:6時です。
T:(板書して)、S1さんは6時に家へ帰りました。(6時以降を指して)何をしましたか。
S:本を読みました。
T:S1さんは家へ帰ってから、本を読みました。

他のSにも質問

板書

私は 晩御飯を 食べてから シャワーを浴びます。

〜 てから:after 〜

  「V1てV2て」はすることを順番に述べているのに対し「V1てからV2」はV1が終わってからV2をする、ということを述べている。

「V1てからV2」はV2の前提や準備的な動作をわざわざ言う場合に使われることが多いので、以下の例文のように「朝起きる」という当然の動作に用いると不自然な文になる。

×朝起きてから、ご飯を食べます。
○朝起きて、ご飯を食べます。

練習 :〜てから

●絵カードを見せて、「〜てから」を使って答える練習

●結合練習

・ジョギングします・勉強します→ ジョギングしてから、勉強します。
・妻に電話をかけます・帰ります
・お酒を飲みます・カラオケをします
・本を読みます・寝ます
・ご飯を食べます・アイスクリームを食べます。
・晩御飯を食べます。シャワーを浴びます。
・手を洗います・料理します。
・テニスをします・日本語を勉強します。
・テレビを見ます・寝ます。
・友達に電話をかけます・友達のうちへいきます。
・日本に行きます・日本語を勉強します。

●Q&Aで練習

・今日、家へ帰ってから、何をしますか。
・昨日家へ帰ってから、何をしましたか。
・いつもご飯を食べてから、何をしますか。
・シャワーを浴びてから、何をしますか。
・今日授業が終わってから、何をしますか。

●教科書の問題(B−3 / B−4 / Cー2)

〜は〜が〜です。

導入

●助詞「は」で取り上げた人や物の特徴について述べる。

●始めに体に関する語彙を導入しておく。

T:(写真を見せて)山田さんです。(目を指して)目です。大きですね、山田さんは目が大きいです。(髪を指して)長いですね。山田さんは髪が長いです。山田さんは背が高いです。

T:(写真を見せて)マリアさんです。(髪を指して)山田さんは髪?
S:髪が長いです。
T:(目を指して)山田さんは?
S:目が青いです。

T:(写真を見せて)これは?
S:象です。
T:そうですね。(鼻を指しながら)象は?
S:鼻が長いです。
T:(写真を見せて)これは?
S:キリンです。
T:キリンは?
S:キリンは首が長いです。

板書
 ____________は ______________が _______________です。
  「山田さんは髪が長です。」と「山田さんの髪は長いです。」の違いについて質問が出た場合、前の言いたいことは山田さんについてであり、後者は髪であり、前者は「山田さんは背が高い、頭が言い、親切です、etc」、後者は「山田さんの髪は黒いです、綺麗です、素敵です」などと続けられると、例を示しながら説明するとよい。

練習

●人物の写真を見せて、「〜は〜が〜です。」の文章で描写する練習。

●学習者が勉強している地域について描写する練習。

●学習者の国について詳しく描写する練習。

T:S1さんの街は人が多いですか。
S1:はい、人が多いです。

●教科書の問題(B−5)


Aくて〜です / Na・Nで〜です。

導入

①い形容詞

T:日本料理はどうですか。
S:美味しいですが、高いです。
T:そうですか。じゃあ、吉野家はどうですか。
S:安いです。そして美味しいです。
T:(板書)吉野家は安いです。そして美味しいです。少し長いですね。
T:吉野家は安くて、美味しいです。

T:(写真を見せて)山田さんです。いくつですか。
S:18歳です。
T:若いですね。
S:はい。
T:ハンサムですか。
S:はい、ハンサムです。
T:山田さんは?
S:若いくて、ハンサムです。
T:若くてハンサムです。

板書
  ____________は (いけいようし)くて _______________です。
  「いい」は「よくて」になるので注意。


②な形容詞

T:みなさん、もう、京都へ行きましたか。
S:はい、行きました。
T:京都はどうでしたか。
S:静かでした。そして綺麗でした。
T:(板書)京都はしずかです。そして、きれいでした。
T:少し長いですね。京都は静かで、綺麗でした。

板書
 ____________は (なけいようし)で _______________です。

③名詞

T:(写真を見せて)鈴木さんです。いくつですか。
S:22歳です。
T:仕事は?
S:医者です。
T:はい、そうですね。鈴木さんは22歳で、医者です。

板書
 ____________は (めいし)で _______________です。

練習

●二つの言葉を与えて、結合練習。

T:安い、美味しい。安くて、美味しいです。S1さん、新しい、便利。
S1:新しくて、便利です。

その他の例
(吉野家は)安いです。美味しいです。
(田中さんは)綺麗です。親切です
(大学は)新しいです。綺麗です。
(黒田さんは)背が高いです。かっこいいです。
(アパートは)静かです。大きいです。
(新幹線は)速いです。便利です。
(ジョンさんは)頭がいいです。親切です。
(インド人は)元気です。にぎやかです。
(私の犬は)小さいです。かわいいです。
(私のパソコンは)新しいです。大きいです。
(東京は)にぎやかで、楽しいです。
(学校は)楽しいです。にぎやかです。
(日本語は)簡単です。面白いです。
(宿題は)難しいです。大変です。
(私の家は)古いです。綺麗じゃないです。

●物や人の写真を見せて文を作らせる。

T:S1さん、このカメラはどうですか。
S1:そのカメラは高くて、重いです。

●Q&Aで練習

T:大阪はどんな街ですか。
S1:賑やかで、面白い街です。

その他の例
・日本の生活はどうですか。
・日本の食べ物はどうですか。
・日本語の授業はどうですか。
・〜さんのお父さんはどんな人ですか。
・〜先生はどんな人ですか。/ 〜さんはどんな人ですか。
・〜さんの家はどんな家ですか。
・〜さんの友達はどんな人ですか。
・〜さんの国の人はどうですか。
・〜さんの街はどんな街ですか。
・携帯を持っていますか。/どんな携帯を持っていますか。

・旅行はどうでしたか。

●教科書の問題(B−6 / B−7)

どの〜 / どれ

導入:どの〜

●パーティーと人の写真を並べて導入する。

T:パーティです。たくさん人がいます。私はミラーさんに会いたいです。でもミラーさんを知りません。ミラーさんはどの人ですか?
S:その人です。
T:その人?どの人ですか。
S:髪が短くて、ハンサムな人です。

T:私はABCカンパニーへ行きます。田中さんと約束があります。でも、私は田中さんを知りません。田中さんに会いたいです。私は質問します。田中さんはどの人ですか。

板書

____________は どの人ですか。

どの:which

導入:どれ

●Sの使っているかばんを集め、教卓の上に置く。(難しい場合は、ペンケースやシャーペンなど特徴のあるものを)

T:S1さん、S1さんのかばんは、これですか、これですか、これですか・・・・どれですか?
S1:それです。
T:どれ?どれ?どれ?わかりません。
S1:黒くて、小さいカバンです。
T:その黒くて、小さいカバンです。

板書
____________は どれですか。

練習

●「どの人ですか」に対する応答練習

T:(写真を見せて)マイクさんはどの人ですか。
S:背が高くて、ハンサムな人です。

●「どれですか」に対する応答練習

T:S2さんのカバンはどれですか。
S:その赤くて、大きいカバンです。

●教科書の問題(B−8 / C−3)

まとめ練習

教科書の「問題」を使ってリスニング、文作りなど、第16課の総まとめ問題を解かせる。

読み物「大阪、神戸、京都、奈良」は、何度も音読させ、スラスラ話せるようになるまで練習する。(宿題)

会話練習

教科書の会話:使い方を教えてください

進め方の例1
①絵を見せて、シチューションを説明する。(Sに考えさせても良い)
②二人のセリフを考えさせる。
③スクリプトを見せて、会話をチェックする。
④ペアで練習。練習後、前で発表する。
進め方の例2
①絵を見せて、Tが一度読む。
②Tがもう一度読む、Sはリピートする。
③意味をチェックする。
④ペアで練習。練習後、前で発表する。

銀行員とマリアさんの会話。ATMの使い方を尋ねる練習。

手順を説明するときの表現「ます、次に、それから」を説明すること。

スポンサーリンク
関連キーワード