げんき2 初級日本語 第20課

使用教材

げんき2 初級日本語

できるようになること (Can-do)

・へりくだって話すことができる。
・丁寧に申し出ることができる。
・返品/交換をしてもらうことができる。
・道を聞いたり、教えたりすることができる。

文法を教える前に

げんきの教科書では文法解説がセットになっているので、事前に読んできてもらうとスムーズに授業を進めるできるだろう。また、授業の開始時に第20課の会話ビデオを見せて、この課でどういったことを学ぶのか考えさせると、学習者のゴールが明確化されて、いいのではないでしょうか。

動画はこちらからダウンロード可能

語彙の導入

新出語彙は事前に宿題として、読む練習+暗記をしてきてもらう。ただし、数が多く学習者の負担になる場合は、必要最低限覚えてきて欲しい単語をこちらから提示する。

授業のはじめに、絵カードを見せて、Tのリピート、 Sだけといった流れで習熟度を確認する。絵カードは自作が面倒な方には、教科書準拠の絵カードが出版されているので、こちらを使うことをオススメする。

げんきな絵カード2

文法の導入

1.  Humble Expressions:謙譲語

謙譲語:話し手が聞き手や話題の人に対して経緯や丁寧さを表すために、話し手自身の行為を低めて述べる表現。

導入1:お〜する/ご〜する

●目上の人に対し、何か手助けをする場面を提示する。

T:(絵を見せて)みなさん、見てください。これはS1さんと、S2さんです。S1さんはたくさん荷物を持っています。S2さんは何といいますか。
S2:鞄を持ちましょうか。
T:そうですね。じゃあ、これは社長です。S2さんは何と言いますか。
S2:鞄をお持ちになりましょうか?
T:(板書して)S2さん、誰が鞄を持ちますか?
S2:私
T:そうですね。「私」がしますから、尊敬語はだめです。「荷物をお持ちします」、です。

T:S1さんは鉛筆を忘れてしまいました。S1さんは困っています。S2さんはS1さんを見ます。貸してあげようと思います。何といいますか。
S:鉛筆を貸してあげましょうか。
T:そうですね。じゃあ、私は消しゴムを忘れてしまいました。う~んどうしよう。
S:消しゴムを貸してあげましょうか。
T:私は先生ですから、もっと丁寧な言葉を使いましょう。消しゴムをお貸しします。です。

T:あ、ワークブックを忘れました。。。どうしよう。
S:先生、お貸しします。
T:そうですね!

板書

鞄をお持ちします。

教科書をお貸しします。

Humble expression:お+Verb stem+する : I (humbly) do.

●Irregular Verbsの謙譲語の形は「ご+Verb stem+する」となる。

T:Irregular Verbsは何がありますか。
S:案内する、説明する、電話する。
T:Humble ExpressionのFormは?
S:お案内する、お説明する、お電話する。
T:ご案内する、ご説明する、お電話するです。Irregular verbsは、「ご〜する」と「お〜する」があります。

板書

【ご〜する】
紹介する→ご紹介する
案内する→ご案内する
説明する→ご説明する

【お〜する】
電話する→お電話する

練習

●動詞を与えて、「お〜する」、「ご〜する」の形で答える練習。

会う→お会いする
借りる→お借りする
返す→お返しする
送る→お送りする
とる→お取りする
話す→お話する
読む→お読みする
貸す→お貸しする
説明する→ご説明する
紹介する→ご紹介する
電話する→ご電話する

●変換練習

T:私は昨日、先生に会いました。
S:私は昨日、先生にお会いしました。

私は先生に本を貸します。
私は先生に辞書を借りました。

導入2:特別なパターン・伺います。

●あげる→差し上げる、もらう→いただく

物の授受の絵カードを見せて導入する。

T:復習です。これはS1さんです。これはS2さんです。S1さん、私は?
S1:私はS2さんにプレゼントとあげました。
T:そうですね。じゃあ、S2さんは会社の社長です。S1さん、私は?
S1:私はS2さんにプレゼントをおあげしました。
T:「プレゼントをさしあげました」です。

T:じゃあ、S2さん。S1さんにプレゼントをもらいます。私は?
S2:私は、S1さんにプレゼントをもらいました。
T:そうですね。じゃあ、S1さんは社長です。S2さん、私は?
S2:私はS1さんにプレゼントをおもらいました。
T:「プレゼントをいただきました」です。

板書
あげる→さしあげる
もらう→いただく

「~てもらう→~ていただく」についても同様に絵カードで導入する。

●to ask / to visit → 伺う

T:これ、宿題です。
S:え、、、たくさん漢字があってわかりません。
T:どうしますか。
S:先生に聞きます。
T:先生に伺います。

T:今日は私の家でパーティーをします。みなさん、来ませんか?
S:はい、行きます。何時ですか。
T:6時です。
S:わかりました。
T:S1さん、私は Jun先生の家に?
S:行きます。
T:伺います。

板書

先生に伺います。
先生の家に伺います。

伺う:to ask / to vist

T:Humble Expressionsはよく「お〜する」、「ご〜する」を使いますが、スペシャルケースがあります。覚えてください。

練習

●変換練習

T:私は先生にテストについて聞きました。
S:私は先生にテストについて伺いました。

2. Extra-modest Expressions:丁寧語(謙遜表現)

導入

●改まった場面などで自分自身のことを述べるときに、丁寧さを強調するために使われる表現。

[場面①:自己紹介]
T:じゃあ、久しぶりに自己紹介をしましょう。S1さん、どうぞ。
S1:(自己紹介をする)
T:(生徒が話した内容をいくつかピックアップして板書する)
T:いいですね。じゃあ、S1さんは面接を受けます。そして、自己紹介をします。S1さん、もう一度自己紹介をしてください。
S1:(自己紹介をする)
T:みなさん、いいですか?
S1:う~ん、よくないと思います。
T:どうしてですか。
S1:会社の面接ですから。
T:そうですね。面接の時は、控えめな(modest)言葉を使います。

T:(板書の内容を書き換えて)初めまして。マークと申します。フィリピンから参りました。どうぞよろしくお願いします。」です。

板書
初めまして。
私はマークと申します。
フィリピンから参りました。
どうぞよろしくお願いします。
"Extra-modest expression" is used when you talk modestly of your own actions.

T:次は「modest expression」を勉強します。「modest expression」は自分について話すとき、使います。例えば、自己紹介をするときに使います。

板書
[Modest Expresson]
①When you talk modestly about yourself. ex. 自己紹介 in business situation

[場面②:自分の家族や会社のメンバーについて話す時]
T:S1さんAAA会社の社員です。今、社長は出かけています。私はBBB会社の社員です。私はAAA会社に電話しますから、S1さん電話をとってください。
S:はい。

T:プルルルル〜。
S:はい、AAA会社でございます。
T:私、BBB会社のJunと申しますが、社長はいらっしゃいますか。
S:社長は今、出かけています。
T:社長は今、出かけております。です。

板書
②When you talk modestly about your own group (ex.family or officemate)
社長は今、出かけています。 → 社長は今、出かけております。

T:Modest Expressionは家族や会社のメンバーについて話す時も、使います。

[場面③:アナウンス]
T:(駅の写真を見せて)どこですか。
S:駅です。
T:そうですね。電車が来るとき、アナウンスがありますね?
S:はい、あります。
T:どんなアナウンスですか。
S:電車が来ます?
T:いいえ、違います。「電車が参ります」です。アナウンスでも使います。

板書
③In public announcements
電車が来ます。 → 電車が参ります。

[場面④:お店の店員さんの話し方]
T:(受付の写真を見せて)ここはどこですか。
S:デパートの受付です。
T:そうですね。私はお客さんです。聞きます。トイレはどこですか。受付は何といいますか。
S:トイレはあちらです。
T:お手洗いはあちらでございます。お店の人が話すときにも使います。

板書
④Customer Service Speeches
トイレはあそこにあります。 → お手洗いはあちらでございます。

T:(すべての場面を見せて)Modest Expressionsはビジネスでよく使います。みなさんが、大学や会社で面接を受けるときに使いますから覚えてくださいね。

●変換練習

T:いる
S:おります
T:行く
S:参ります

食べる→いただきます
言う→申します
来る→参ります
する→いたします
いる→おります
ある→ございます
飲む→いただきます
あちらだ→あちらでございます

●自己紹介や電話のロールプレイで練習

(例)
ビル・ブラウンと言います → ビル・ブラウンと申します
インドから来ました → インドから参りました
パナソニックに勤めています → パナソニックに勤めております
どうぞよろしくお願いします → どうぞよろしくお願いいたします。



3. 〜ないで

導入

T:皆さんは、コーヒーが好きですか。
S1:はい、好きです。
T:そうですか。S1さんはコーヒーを飲む時、砂糖を入れますか。
S1:はい、入れます。たくさん入れます。
T:そうですか。私は砂糖を入れません。砂糖を入れないでコーヒーを飲みます。

T:皆さん、昨日、日本を勉強しましたか。
S:はい。
T:何時まで勉強しましたか。
S:11時まで勉強しました。
T:そうですか。私は昨日、英語の勉強をしました。たくさん勉強しました。朝まで勉強しました。寝ませんでした。
T:私は昨日、寝ないで、勉強しました。

T:皆さんは、今朝、朝ごはんを食べましたか?
S:はい、食べました。
T:そうですか。私は今朝、朝寝坊しました。。。朝ごはんを食べないで、学校へ来ました。

板書

朝ごはんを食べないで学校へ来ました。

Vないで:without doing X

練習

●絵を見せて、「Vないで」を使った文を作る練習

●Describe the pictures using 〜ないで(教科書の問題)

・たけしさんは髭を剃らないで、大学に行きました。

●変換練習

T:眼鏡をかけて本を読みます。→ 眼鏡をかけないで本を読みます。

・砂糖を入れてコーヒーを飲みます。
・シートベルトをして運転します。
・電気を消して寝ます。
・辞書を使って、新聞を読みます。
・手を洗って、ご飯を食べます。
・窓を開けて、タバコを吸います。
・シャワーを浴びて、学校にいきます。
・化粧をして、学校にいきます。
・朝ごはんを食べて、学校にいきます。
・晩御飯を食べて、寝ます。
・家の鍵をかけて、出かけます。

●前件作成(教科書の問題)

●口頭でQ&A + ワークブックのQ&A

・寝る時、電気を消さないで、寝ますか。 / エアコンをつけないで寝ますか。
・コーヒーを飲む時、砂糖を入れないで飲みますか。
・学校に来る時、シャワーを浴びないで来ますか。/ 朝ごはんを食べないで学校に来ますか。
・宿題をしないで授業に来たことがありますか。どうしましたか。
・お金を持たないで、買い物に行ったことがありますか。どうしましたか。

4. Questions within Larger Sentences(埋め込み疑問文)

導入:疑問詞か、わかりません

[動詞文] 
T:りんごです。りんごがたくさんありますね。
S:はい。
T:りんごがいくつありますか。(板書)
S:1、2、3・・・わかりません。
T:わかりません。(板書)
T:りんごがいくつありますか。私はわかりません。りんごがいくつあるか、わかりません。

T:S1さんは昨日、何を食べましたか?
S1:うどんを食べました。
T:じゃあ、5日前、何を食べましたか。
S1:忘れました。
T:S1さんは5日前、何を食べましたか。忘れました。S1さんは5日前、何を食べたか忘れました。

T:この学校に、学生がたくさんいます。何人いますか。
S:わかりません。
T:この学校に、学生が何人いるか、わかりません。

T:S1さん、渋谷はどんな町ですか。知っていますか。
S1:知りません。行ったことがありませんから。
T:渋谷はどんな町ですか。知りません。S1さん?
S1:渋谷はどんな町だか、知りません。
T:渋谷はどんな町か、知りません。

[い形容詞文]
T:これは何ですか。
S:メロンです。
T:そうですね。いくつありますか。
S:2つあります。
T:はい、二つあります。どっちのメロンが美味しいですか。
S:わかりません。
T:どっちのメロンが美味しいですか。わかりません。
T:どっちのメロンが美味しいかわかりません。

[な形容詞文] 
T:みなさん、日本語がじょうずになりましたね。
S:いいえ、まだですよ。
T:でも、1年前より上手になりましたよ。
S:ありがとうございます。
T:この中で誰が、一番上手ですか?
S:うーん、S1さん?S2さん?
T:うーん、この中で誰が一番上手ですか。わかりません。
T:この中で誰が一番上手か、わかりません。

[名詞文]
T:S1さんの誕生日はいつですか。
S:1月6日です。
T:そうですか。じゃあ、A先生の誕生部はいつですか。
S:忘れました。
T:A先生の誕生日はいつですか。忘れました。
T:A先生の誕生日はいつか、忘れました。

板書

りんごがいくつあるか、わかりません。
(I don't know how many apples there are. )

S1さんは5日前、何を食べたか忘れました。
(S1 forgot what he/she ate 5 days ago.)

渋谷はどんな町か知りません。

この中で誰が一番上手かわかりません。

[Question-word question + か]わかりません / 忘れました....etc.

*な形容詞と名詞の場合、「だ」が落ちる

(例)
○ 上手かどうかわかりません。
×  上手かどうかわかりません。

導入:Yes/No questionかどうか わかりません

[動詞文] T:来週の月曜日は、雨が降りますか?
S:わかりません。
T:来週の月曜日は、雨が降りますか。わかりません。
T:来週の月曜日は雨が降るかどうかわかりません。

T:A先生は今年、結婚しますか。
S:わかりません。
T:A先生は今年、結婚するかどうかわかりません。

板書

A先生は今年、結婚するかどうかわかりません。

[Yes/No question(short form) + どうか]わかりません / 忘れました....etc.

[い形容詞文] 
T:これは納豆です。美味しいですか?美味しくないですか?
S1:わかりません。食べたことがありませんから。
T:納豆は美味しいですか。美味しくないですか。わかりません。納豆は美味しいかどうかわかりません。

T:これは何ですか?
S:ネクタイです。
T:このネクタイは高いですか?高くないですか?
S:高いかわかりません。
T:高いかどうかわかりません。

板書
納豆は美味しいかどうかわかりません。

[な形容詞文] 
T:みなさんのお母さんは元気ですか?
S:はい、元気ですよ。
T:じゃあ、私の弟は元気ですか?
S:元気かどうかわかりません。

T:じゃあ、私の弟はケチですか?
S:ケチかどうかわかりません。

板書
元気かどうかわかりません。
ケチかどうかわかりません。

[名詞文] 
T:これは私の友達です。日本人ですか。
S:う〜ん、日本人?中国人
S:日本人かどうかわかりません。

T:彼は50歳です。
S:え?本当ですか。若いですよ。
T:ふふふ。
S:嘘ですか?
T:さぁ。嘘かどうかわかりません。

●結合練習
2つの文を繋いで1つの文にする練習

彼は日本人ですか。わかりません。
→彼は日本人かどうかわかりません。

●英語から日本語へ翻訳(教科書の問題)

●Q&Aで練習

T:S1さん、S2さんはどこに住んでいますか。
S:どこに住んでいるか、わかりません。
-----
T:この人はアメリカ人ですか。
S:アメリカ人かどうかわかりません。

・1年後も日本語を勉強していますか。
・5年後、何をしていますか。
・昨日の夜、夢を見ましたか。どんな夢を見ましたか。
・メアリーさんとたけしさんは結婚しますか。
・宇宙人がいると思いますか。
・将来、人が月に住めると思いますか。



5. name という item

導入

T:皆さんは、ペットを飼っていますか。
S1:はい、飼っていますよ。
T:そうですか。犬ですか?猫ですか?
S1:猫です。
T:(板書)S1さんは猫を飼っています。
T:名前はなんですか。
S1:ララです。
T:(板書)名前はララです。
T:S1さんは猫を飼っています。名前はララです。S1さんはララという猫を飼っています。

T:これは本です。名前はなんですか。
S1:げんきです。
T:はい、名前は元気ですね。これは本です。名前はげんきです。
T:これはげんきという本です。

T:これはコンビニです。知っていますね。
S:はい。
T:名前はなんですか?
S:セブンイレブンです。
T:はい、そうですね。これはコンビニです。名前はセブンイレブンです。これは?
S:これはセブンイレブンというコンビニです。

T:これは飲み物です。知っていますね。
S:はい、コーラですね。
T:そうですね。これはコーラという飲み物です。

板書
S1さんは猫を飼っています。名前はララです。
→S1さんはララという猫を飼っています。(name)という(item):(item) called (name)

練習

●絵を見せて、「(名前)という(アイテム)」の形で答える

・ローソンというコンビニ
・マルイというデパート
・ポチという犬
・となりのトトロという映画
・マクドナルドという店
・ナルトという漫画
・みんなの日本語という本
・宮崎駿という人
・納豆という食べ物
・Goproというカメラ
・パナソニックという会社
・秋葉原という町
・anelloというカバン
・アディダスという靴
・宇宙人という言葉
・じゃんけんというゲーム
・村上春樹という人

●Q&A or ペアワーク

・「リング」という映画を知っていますか。どんな映画ですか。
・ 「宮崎駿」という人を知っていますか。何をする人ですか。
・( 町にあるレストランの名前 )というレストランを知っていますか。 どんな料理のレストランですか。
・ 「嵐」というグループを知っていますか。どんなグループですか。
・ 「恥ずかしがり屋」という言葉を知っていますか。英語で何ですか。
・ 「ポッキー」という食べ物を知っていますか。どんな食べ物ですか。
・「なまけ者」という言葉を知っていますか。英語で何ですか。
・(他のクラスの先生の名前)という日本語の先生を知っていますか。 どんな先生ですか。

6. 〜やすい / 〜にくい

導入

T:(三という漢字を板書して)三という漢字です。私はこれを覚えます。簡単です。この漢字は覚えやすいです。
T:(骨という漢字を板書して)骨という漢字です。私はこれを覚えます。う〜ん、難しいですね。この漢字は覚えにくいです。

T:(長い鉛筆を見せて)これはなんですか。
S:鉛筆です。
T:はい、そうですね。私はこの鉛筆を使います。う〜ん、簡単です。この鉛筆は使いやすいです。
T:(短い鉛筆を見せて)これも鉛筆です。
T:私はこの鉛筆を使います。難しいです。この鉛筆は使いにくいです。

T:(写真を見せて)これはロバートさんが書きました。綺麗ですね。これは読みやすいです。
T:(写真を見せて)これはジェーソンさんが書きました。う〜ん、あまり綺麗じゃありません。これは読みにくいです。

板書

読みやすいです。
読みにくいです。

V(ます)やすい:easy to do
V(ます)にくい:difficult to do

練習

●動詞を与えて、「〜やすい」/ 「〜にくい」の形を練習する

T:覚える
S:覚えやすいです。覚えにくいです。

食べる、歩く、持つ、わかる、使う、読む、運転する、見る、住む、話す、働く、飲む

●絵を見せて、「〜やすい / 〜にくい」を使った文を作らせる。

●前件/後件作成

T:この辞書は文字が大きいから、
S:読みやすいです。
T:このカバンは軽いから、
S:使いやすいです。
--------
T:食べやすいです。
S:ハンバーガーは食べやすいです。

●Q&A

・どんな車が運転しやすいと思いますか。
・どんな人が話しやすいと思いますか。
・どんな会社が働きにくいと思いますか。
・どんな町が住みやすいと思いますか。
・S1さんが住んでいる町は住みやすいですか。
・S1さんが使っているカバンは使いやすいですか。


会話練習

教科書のダイアログ読む。Tが読んでリピートさせたり、ペアで読んだりして練習する。それあkら、前に出て、それぞれの役になりきって読ませたり、シャドーイングをするなど、たくさんアウトプットをさせる。

読み書き編

漢字

基本的には宿題とする。教室の中で練習する場合は、WBに大きく板書して書き順を見せながら、学習者にもノート(ワークブック)に書かせる。学習者が書いている時は、机間巡視して書き順や漢字の間違いがないかチェックする。

読み方は音読み、訓読みを紹介したのち、その漢字を使った熟語も一緒に紹介する。そのあと、覚えるべき熟語をフラッシュカードで練習する。すぐに全部を覚えるのは難しいので、事前・事後の宿題にして時間を有効活用した方が良い。

読解

できる限り、直訳は避け、質問や言い換えなどで内容理解の促進を図る。最初はテーマに関する質問をして、未修語彙の導入や背景知識の活性化を図ってから本文に入る。

本文ははじめにTが全部読み、そのあと、一文or段落ごとに生徒に音読させる。その後、適切な長さごとに本文の内容について質問し、意味の確認に入る。

全部読み終えたら、本文の後にある質問を使って、さらに内容を確認する。

教科書の英訳:落語「猫の皿」

The comic monologue started more than 300 years ago in the Edo period. During that period, there were people who tell funny stories in front of many people and get money. These funny stories are called RAKUGO and the people who do RAKUGO are called RAKUGO-KA. RAKUGO-KA tell funny stories by themselves using various voices and gestures. The rakugo is still popular until now.
Let’s read one of the rakugo during the edo period “Neko no sara”.

Once upon a time, there was a man. The man went to the countryside, bought old things and sold it with a high price in Edo. One day, The man entered the teahouse nearby the river. The man was looking outside while drinking tea at the teahouse. Then a cat walked in and then stopped in front of the plate where there was food. The man was surprised. That plate was very rare and the price was 300 ryo each.

The man thought “The owner doesn’t know how much the plate is so he uses such an expensive plate as a cat’s plate. I have an idea. I will deceive the owner to get that plate”. The man held the cat in his arms and said to the owner while smiling. “This is a cute cat. I like cats very much I had a cat before but he went somewhere…  Sir,  Can you give me this cat?"
“It is impossible. This cat is like family and it is cute” the owner said. “How about I pay you 3ryo?” 3ryo is very big money. “Ok. I will give it to you.” The owner at the teahouse said happily. “I did it.” The man laughed in his mind. He paid 3ryo to the owner and said “I will bring the cat’s plate too” “I can’t give it to you” the owner said. “Why? It’s just a dirty plate. Is it ok,right?” The man asked many times but the owner didn’t hand it over. The man was disappointed. Then the cat scratched the man. “Ouch! What kind of cat is this!  I don’t need a cat like this”. The man couldn’t get the dish and the cat scratched him, it was the worst for him. The man asked the owner. “Why don’t you want to give the plate?” “This plate is very rare and it costs 300ryo each. It is dangerous to put it in my house so I brought it here.” The owner continued “In addition, If I put the plate here , I can sometimes sell my cat for 3ryo. ”

第20課について

この課で学習者にとって一番難しいのは謙譲語でしょう。尊敬語と謙譲語を使い分けられない学習者が多いので、たくさん練習させる必要がある。「みんなの日本語」や「できる日本語」など、他の教材の練習問題も利用するといいだろう。

敬語の練習に特化した本なら、「初級が終わったら始めよう 新にほんご敬語トレーニング」がオススメです。

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