使用教材

できるようになること(Can-do)

・物を指し示して、それが何か聞ける。
・物の持ち主が言える。

学習項目(文型)
  1. これ/それ/あれは〜です
  2. 〜は〜ですか、〜ですか
  3. 〜の〜(内容)
  4. 〜の〜(持ち主)
  5. 〜は〜のです
  6. この/その/あの〜は〜のです

準備物

以下の絵教材を利用する。

  1. みんなの日本語1 絵教材CD-ROM
  2. げんきな絵カード1

この課では物がたくさん登場するので、レアリアが用意できるなら、そちらを利用しても良い。

これ、それ、あれ

導入

T:(ペンを持って)これ
T:(生徒のカバンを指して)それ
T:(時計を指して)あれ

上記を繰り返して、Sに意味を推測させる。

T:(生徒のペンを指して)???
S:これ
T:(Tのペンを見せて)???
S:それ
T:(時計を指して)???
S:あれ

「これ」、「それ」、「あれ」がきちんと言えるまで繰り返していく。

これは<物>です。

導入

T:(本の絵カードを見せて)これは本です。
T:(Sの持っているものを指して)それは鉛筆です。
T:(遠くにある時計を指して)あれは時計です。

何度か繰り返したのち、Sに発話を促す。
T:(S1の近くにある物を指して)S1さん?
S1:これは本です。

T:(ペンを見せて)S1さん?
S1:それはペンです。

T:(遠くにある時計を指して)S1さん?
S1:あれは時計です。

板書

これは ほんです。

それは ペンです。

あれは とけいです。

練習

●Sに絵カードや物を渡して、「これは●●です。」の文で答えさせる。

●Sに絵カードや物を見せて、「それは●●です。」の文で答えさせる。

●遠くにあるものを指して「あれは●●です。」の文で答えさせる。難しい場合は、WBに絵カードを貼って、練習する。

●教科書の問題(B−1)

これは<物>ですか。 はい / いいえ。

導入

T:(?カードを見せながら)これは、ボールペンですか?
S:はい、これはボールペンです。
T:はい、ボールペンです。

T:これは、消しゴムですか?
S:はい、消しゴムです。

板書
これは ボールペンですか。
・・・はい、ボールペンです。

T:これは本ですか?
S:はい、本です。

T:これはペンですか?
S:はい、ペンです。

T:はい、本です。(OKのジェスチャーをして)OK。
T:はい、ペンです。(OKのジェスチャーをして)OK。
T:はい、ボールペンです。(OKのジェスチャーをして)OK。
T:はい、そうです。(OKのジェスチャーをして)OK。

板書
はい、ボールペンです。
はい、本です。
はい、ペンです。
=はい、そうです。

T:(WBに「1」、「7」/「わ」、「れ」/「コ」、「ユ」/「ナ」、「メ」を書く)
T:(「1」を指して)これは1ですか?
S:はい、そうです。
T:(「わ」を指して)これは れですか。
S:いいえ、れじゃありません。

他のひらがなを使って、同じような質問を繰り返す。

板書
これは れ ですか。
・・・いいえ、 れ じゃありません。

T:(もう一度)これは「れ」ですか。
S:いいえ、「れ」じゃありません。
T:いいえ、「わ」です。

板書
これは  "れ" ですか。
・・・いいえ、 "れ" じゃありません。=いいえ、"わ" です。

練習

●Q&Aで練習
T:これは本ですか。
S:はい、そうです。

S1:これはボールペンですか。
S2:いいえ、シャープペンシルです。

●教科書の問題(B−2)


これは何ですか。

導入

T:(ノートにブックカバーをかけて)これは本ですか?
S:はい、そうです。
T:いいえ、本じゃありません。
S:???
T:これは雑誌ですか?
S:はい、雑誌です。
T:いいえ、雑誌じゃありません。
T:これは(?カードを見せながら)何ですか?
T:(ブックカバーをとって)ノートです。

T:(シャーペンを見せながら)これは鉛筆じゃありません。これはペンじゃありません。これは(?カードを見せながら)何ですか?
S:これはシャープペンシルです。
T:シャープペンシルです。

板書
これは なんですか。
・・・ノートです。

練習

●イラストを見せて、答える練習
T:これは何ですか?
S:ペンです。

T:それは何ですか?
S:ノートです。

S1:これは何ですか?
S2:消しゴムです。

●教科書の問題(B−3 / C−1)

これは<物A>ですか、<物B>ですか。 <物Aです>。

メモ
ひらがなカード、数字カードを用意しておく。

導入

T:(「し」と書いた文字カードを少し斜めから見せて)「し」?「つ」?これは「し」ですか?「つ」ですか?
S:はい、「し」です。
T:(首を横に振って)「し」です。

他のカードを使って、同じような質問し導入する。

板書
これは "し"ですか、"つ"ですか。
・・・"し"です。

練習

●Q&Aで練習
T:それはボールペンですか、シャープペンシルですか。
S:ボールペンです。

※その他の質問例
これはシャープペンシルですか、ボールペンですか。
これは本ですか、雑誌ですか。
これは辞書ですか、本です。
これは本ですか、ノートですか。
これは「1」ですか、「7」ですか。
これは「ら」ですか、「5」ですか。
これは「ぬ」ですか、「め」ですか。
これは「わ」ですか、「れ」ですか。
これは「は」ですか、「ほ」ですか。
これは「ワ」ですか、「フ」ですか。
これは「ツ」ですか、「シ」ですか。
これは「ソ」ですか、「ン」ですか。
これは「日本」ですか、「バングラデシュ」ですか。
これは「オーストラリア」ですか。「ニュージーランド」ですか。
これは「中国」ですか、「ベトナム」ですか。
これは「インドネシア」ですか、「シンガポール」ですか。
これは「アメリカ」ですか、「マレーシア」ですか。

 「〜の〜(持ち主)」導入後、「S1さんのですか。S2さんのですか。」の練習も追加する。

●教科書の問題(B−4)

これは<内容>の<物>です。

導入

T:これは何ですか?
S:雑誌です。
T:(表紙の車を指して)何ですか?
S:車です。
T:これは雑誌です。車です。これは車の雑誌です。

T:(みんなの日本語を見せて)これは何ですか?
S:本です。
T:本です。日本語ですか?英語ですか?
S:日本語です。
T:これは本です。日本語です。これは日本語の本です。

板書
これは にほんごの ほんです。

T:(表紙を隠した雑誌を見せて)これは雑誌です。車の雑誌ですか、カメラの雑誌ですか。(?カードを見せながら)何の雑誌ですか?
T:(?を取って)カメラの雑誌です。

T:(表紙を隠した本を見せて)これは本です。日本語の本ですか?英語の本ですか?(?カードを見せながら)何の本ですか?
T:(?を取って)S1さん?
S 1:日本語の本です。

板書
これは なんの ほんですか。
・・・にほんごの ほんです。

練習

●絵を見せて、文を作らせる(T→S、T→S)
T:これは何の鍵ですか。
S:車の鍵です。

・車の鍵
・英語の本
・コンピューターの雑誌

fa-file-pdf-o「〜の〜です(内容)」練習用絵カード Download (PDF)

●教科書の問題(B−5 / C−2)

これは<人>の<物>です。

導入

T:これは何ですか?
S:本です。
T:これは私の本です。

T:(S1のペンを借りて)これは何ですか?
S:ペンです。
T:(S1を指して)誰ですか?
S:S1さんです。
T:これはS1さんのペンです。

同じように他の生徒の物を使って、質問し導入する。

板書
これは わたしの ほんです。
これは S1さんの ペンです。

練習

●生徒が持っているものを使って、文を作らせる

●絵を見せて文を作らせる

fa-file-pdf-o「〜の〜です(所有)」練習用絵カード Download (PDF)

これは誰の<物>ですか。

導入

T:(人と鞄の写真を見せて)ミラーさんです。ミラーさんの鞄です。マイクさんです。マイクさんの鞄です。タワポンさんです。タワポンさんの鞄です。鈴木さんの鞄ですか?
T:(鞄だけ見せて)ミラーさんの鞄ですか?マイクさんの鞄ですか?タワポンさんの鞄ですか?鈴木さんの鞄ですか?(?カードを見せて)誰の鞄ですか?
T:(答えを見せて)マイクさんの鞄です。

板書
これは だれの かばんですか。

練習

●イラストを見ながら、持ち主を尋ね、答える練習。

●教科書の問題(B−6)


これは<人>のです。

メモ
<物>が明らかな場合、省くことができる。

導入:肯定文

T:みなさん?これは?
S:S1さんのペンです。
T:S1さんのペンです。OKです。
T:S1さんのです。OKです。

板書
これは S1さんの かばんです。
これは S1さんの です。

他のSの物を取り上げて、練習する。

導入:疑問文・否定文

T:これは誰のペンですか?
S1:これは私のペンです。

T:これは誰のですか?
S1:これは私のです。

板書
これは だれの ペンですか。
=これは だれの です。

T:これはS1さんの鞄ですか?
S1:いいえ、私の鞄じゃありません。
T:私のじゃありません。

板書
いいえ、わたしの かばんじゃありません。
=いいえ、わたしの じゃありません。
  いつ、「これは<人>の<物>です」の「<物>」を省くことができるのか、媒介語、もしくは補足資料でしっかりと教えること。

練習

●Q&Aで練習
T:これはS1さんのですか。
S:いいえ、S2さんのです。

●教科書の問題(B−7 / C−3)

この<物>は<人>のです。

導入

●「これ」と「この」の違いを説明してから導入する。

T:(目の前にペンや本を並べて、それを指差しながら)これ、これ、これ・・・。
T:(ペンを持って)このペン、(本を持って)この本。

T:(生徒の鞄やペン、消しゴムなどを指して)それ、それ、それ・・・。
T:(鞄を持たせて)その鞄、(ペンを持たせて)そのペン。

T:(遠い場所にある物を指して)あれ、あれ、あれ・・・。
T:(時計を指して)あの時計、(辞書を指して)あの辞書。

T:(ペンを持って)これは私のペンです。このペンは私のです。
T:これは私の本です。この本は私のです。
T:(生徒が持っている本を指して)S1さん?
S1:これは私の本です。この本は私のです。

同様に他のSにも質問する。「その」、「あの」も同じ方法で導入する。

板書
これは わたしの ほんです。
この ほんは わたしのです。

T:S1さん、あれは誰のですか?
S1:(「あれ」がどれかわからないような顔をする)
T:あの本は誰のですか。
S1:S2さんのです。

板書
あの ほんは だれのですか。
・・・S2さんのです。

練習

●物と所有者の名前を見せて文を作る練習

S:その鞄はタワポンさんのです。

●教科書の問題(B−8)

まとめ練習

教科書の「問題」を使ってリスニング、文作りなど、第2課の総まとめ問題を解かせる。

会話練習

教科書の会話:これからお世話になります。

進め方の例1
①絵を見せて、シチューションを説明する。(Sに考えさせても良い)
②二人のセリフを考えさせる。
③スクリプトを見せて、会話をチェックする。
④ペアで練習。練習後、前で発表する。
進め方の例2
①絵を見せて、Tが一度読む。
②Tがもう一度読む、Sはリピートする。
③意味をチェックする。
④ペアで練習。練習後、前で発表する。

引っ越してきたサントスさんが、隣人に挨拶にいく場面です。

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