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*作成中です。細かいところまでは書けていないので、今後、徐々に追記していく予定です。

使用教材

話してみよう

質問例
・皆さんの国にも言葉を使った遊びがありますか。
・「回文」って何だと思いますか。
・教科書の3つ以外に何か言葉を使った遊びがありますか。

T:教科書の写真を見てください。
T:みなさんの国に何か言葉を使った遊びがありますか。
S:ん~。
T:例えば、教科書の「早口言葉」を見てください。皆さん知っていますか。
S:いいえ。
T:じゃあ、教科書の早口言葉の文を読んでみてください。
S:「となりのきゃくはよくきゃき・・・」、言いにくいですね。
T:そうですね。言いにくい言葉や文を早く言うゲームを早口言葉と言います。

「なぞなぞ」や「回文」についても紹介し、他に知っているゲームがないか確認する。

T:今回のトピックは「言葉を楽しむ」です。



見つけた!

タスク前確認作業

Can-do
詩を味わうために、その詩について書かれた感想を読んで詩について知ることができる。
質問例
・好きな詩がありますか。どんな詩ですか。
・日本の詩を読んだことがありますか。どう思いましたか。
・金子みすゞという詩人を知っていますか。

T:みなさんは好きな詩がありますか。
S:詩って何ですか。
T:詩は「ポエム」のことです。何か好きな詩がありますか。
S:(答える)

好きな詩があれば、どうしてそれが好きなのか、どんな詩なのか質問する。

T:じゃあ、日本の詩を読んだことがありますか。
S:(答える)

日本の詩を読んだ経験があれば、どんな詩を読んだのか、どう感じたのかを質問する。

T:じゃあ、金子みすゞという詩を書く人を知っていますか。
S:いいえ。
T:じゃあ、今日は金子みすゞの詩を少し読みましょう。

T:教科書の「1 見つけた」を見てください。
TS1さん、読んでください。
S1:(読む。)

T:はい、新聞に「詩とその詩について書かれた感想」の記事を見つけました。
T:じゃあ、最初に詩を読んでみましょう。3分あげますから読んでみてください。
S:(詩を読む)

T:だいたいわかりましたか。
S:はい。

T:じゃあ、今からすべての文を読みましょう。始めに私が読みますから聞いてください。
(範読)

T:じゃあ、もう一度読みます。今度はリピートしてください。
Tが読み、Sがリピートする)

T:じゃあ、今度はみなさんだけで読みます。読む前に教科書に問題がありますから、確認しましょう。
S:はい。
(問題を確認する。)

板書
  1. 佐藤さんは帰国後にどんなことに悩んでいましたか。
  2. 佐藤さんはこの詩のどの言葉に励まされましたか。

T:はい、じゃあ、今から教科書を読みながら問題の答えを考えてください。

タスク後作業

T:できましたか。
S:はい。

T:じゃあ、佐藤さんは帰国後にどんなことに悩んでいましたか。
S1:うまく言葉が話せなかったので、何でも人より遅れがちだった。
S2:みんなと同じようにできないこと。

T:じゃあ、佐藤さんはこの詩のどの言葉に励まされましたか。
S:みんなちがって、みんないい。
T:そうですね。

精読 / 内容確認

質問例
・金子みすゞはこの詩の中で何を比べていますか。
・「わたし」、「小鳥」、「鈴」それぞれができること、できないことはどんなことですか。
・佐藤さんはこの詩に出会ったときの気持ちを今でも覚えていますか。
・佐藤さんがこの詩を初めて読んだのはいつですか。
・佐藤さんはこの詩の「みんなちがって、みんないい」という言葉を読んだとき、どうだったと書いていますか。
・金子みすゞはどんな経験をしましたか。自分らしいというのはどんな意味だと思いますか。
・「みんなちがって、みんないい」という言葉に、金子みすゞのどんな気持ちが入っていると佐藤さんは言っていますか。

T:じゃあ、もう一度読みましょう。S1さん、詩のところを読んでください。
S1:(読む)
T:この詩の中で金子みすゞは何と何を比べていますか。
S1:私と鳥と鈴
T:そうですね。

T:じゃあ、「私」、「鳥」、「鈴」にできること、できないことは何ですか。
S1:「私」は飛べません。でも走れます。「鳥」は飛べます。でも走れません。
S2:「私」はきれいな音はでません。でも唄をたくさん知ってます。「鈴」はきれいな音がでます。でも、「唄」は知りません。
T:いいですね。

T:じゃあ、次を読んでください。
S:(「忘れがたいものです」まで読む)

T:はい、佐藤さんはこの詩と出合ったときの気持ちを今でも覚えていると思いますか。
S:はい。
T:どうしてわかりますか。
S:忘れがたいものです。
T:「忘れがたいものです。」はどんな意味だと思いますか。
S1:忘れにくい。
S2:忘れることができない。
T:そうですね。

「~がたい」の説明

T:じゃあ、次を読んでください。
S:(「そんな悩みも消えていきました」まで読む)

T:はい、じゃあ、佐藤さんがこの詩を初めて読んだのはいつですか。
S:中学生の時
T:そうですね。じゃあ、中学生の時、佐藤さんは日本にいましたか、海外にいましたか。
S:日本にいました。
T:佐藤さんは何か悩んでいましたね。どんな悩みでしたか。
S:みんなと同じように日本語が話せない。
T:そうですね。

T:じゃあ、佐藤さんがこの詩の「みんなちがって、みんないい」という言葉を読んだとき、どうでしたか。
S:とても励まされた。
T:励まされて、どうなりましたか。
S:消えた。
T:そうですね。悩みはこの言葉を読んだとき、すぐに消えたと思いますか。
S:いいえ、少しずつ。
T:どうしてわかりますか。
S:時間がたつとともに、消えていきました。

T:「時間がたつとともに」はどんな意味だと思いますが、
S:時間がたったら、悩みもなくなる?

「~とともに」の説明

*作成中

T:じゃあ、次を読んでください。
S:(最後まで読む)
T:金子みすゞさんの人生はいいことばかりでしたか。
S:いいえ。
T:じゃあ、どんな経験をしましたか。
S:一人一人の個性や違いが大切にされなかった。

T金子みすゞはどんな経験をしましたか。自分らしいとうのはどんな意味だと思いますか。
S:(答える)

T:「みんなちがって、みんないい」という言葉に、金子みすゞのどんな気持ちが入っていると佐藤さんは言っていますか。
S:(答える)

耳でキャッチ

タスク前作業

Can-do
語呂合わせの説明を聞いて、言葉のおもしろさを知ることができる。
質問例
・日本のコマーシャルを見たことがありますか。
・フリーダイヤルはどんな意味だと思いますか。
・数字を覚えるのは得意ですか、数字を覚えるとき、簡単に覚えらえる方法がありますか。

T:みなさんは、日本のコマーシャルを見たことがありますか。
S:はい。
T:どんなコマーシャルを見ましたか。

学生が見たコマーシャルについて、面白かった点や自分の国との違いなどを確認する。

T:じゃあ、みなさん教科書の絵を見てください。何が書いてありますか。
S:電話番号、フリーダイヤル
T:そうですね。フリーダイヤルってどんな意味だと思いますか。
S:(答える)
T:(フリーダイヤルについて説明する。)

T:じゃあ、みなさん、この電話番号を10秒で覚えてください。
S:(覚える)
TS1さん、何番ですか。
S1:(答える)
T:いいですね。皆さんは数字を覚えるのは得意ですか。
S:まぁまぁです。
T:何かいい覚え方がありますか。
S:(答える)

T:じゃあ、今からCDを聞きましょう。

T:カルロスさんと、パクさんと山口さんがコマーシャルを見た後で、そのコマーシャルについて話しています。
T:山口さんはこのフリーダイヤルをどうやって覚えたらいいと言っていますか。聞いてください。
S:(CDを聞いて、答えを考える)

T:じゃあ、山口さんはどうやって覚えたらいい言っていましたか。
S:数字を言葉にして覚える。
T:そうですね。

タスク後確認作業

質問例
・何のコマーシャルですか。
・このバッグが欲しい人はどうしたらいいですか。
・電話でバッグを注文するとき、どんなことに注意してほしいと言っていますか。
・「0120のこれは最高」と聞いて、カルロスさんはすぐに電話番号のことだとわかりましたか。
・カルロスさんは電話番号を全部覚えていましたか。
・山口さんは「さっき、フリーダイヤルの番号を言ってたでしょう?」と言っていますが、「言ってたでしょう?」はどういう意味だと思いますか。
・山口さんは「315」を「最高」と読む理由をどのように言っていますか。

T:じゃあ、もう一度CDを聞きましょう。
T:今度は三人がどんなことを話しているか聞いてください。
S:(CDを聞く)

T:はい、わかりましたか。
S:少し
T:じゃあ、何のフリーダイヤルはコマーシャルの電話番号でしたか。
S:鞄
T:いいですね。じゃあ、このバッグが欲しい人は、どうしたらいいですか。
S:この電話番号に電話します。
T:電話するとき、何か注意することがありますか。
S:おかけ・・・

T:はい、じゃあもう一度CDを聞きましょう。今度はスクリプトを見ながら聞きましょう。
S(CDを聞く)

T:電話するとき、何か注意することがありますか。
S:おかけ間違いに注意します。
T:おかけ間違いには何ですか。
S:違う電話番号に電話をかけること
T:いいですね。

T:じゃあ、カルロスさんはコマーシャルを見ているとき、「0120」と聞いて、すぐに電話番号について話しているとわかりましたか。
S:いいえ。
T:どうしてわかりますか。
S:山口さんが説明していますから。
T:そうですね。
T:山口さんは「さっき、フリーダイヤルの番号を言ってたでしょう?」と言っていますが、「言ってたでしょう?」はどういう意味だと思いますか。
S:(答える)

山口さんは「508」を何と読むと言っていましたか。どうしてですか。
・山口さんは「315」を何と読むと言っていましたか。どうしてですか。



こんなときどうする?

タスク前作業

Can-do
擬音語や擬態語を知って、日本語の表現のおもしろさを知ることができる。
質問例
・4コマ漫画を見たことがありますか。
・この漫画に出てくる男の子と女の子は何をしていると思いますか。

T:皆さんは4コマ漫画を見たことがありますか。
S:いいえ。
T:じゃあ、教科書の絵を見てください。いくつ絵がありますか。
S:4枚です。
T:はい。そうですね。絵が4枚だけの漫画を「4コマ漫画」と言います。
T:じゃあ、教科書の4コマ漫画を見てください。女の子と男の子は何をしていると思いますか。
S:木の果物を取ろうとしています。
T:そうですね。この果物は何ですか。
S:りんご?
T:これは日本で秋に食べられる果物です。「柿」と言います。

T:じゃあ、今から、皆さんにこの4コマ漫画のせりふを考えてもらいます。
S:「せりふ」は何ですか?
T:男の子と女の子が話している言葉です。
T:どんなことを話しているか考えて書いてください。
S:(考えて書く)

書けたら、それぞれ発表する

タスク後作業

質問例
・1コマ目:女の子に「あれ取って」と頼まれたとき、男の子はその柿が取れると思いましたか。
・2コマ目:女の子ははしごを見つけてどんな気持ちになったと思いますか。
・3コマ目:女の子はどんな気持ちで、柿を取っている男の子を見ていると思いますか。それはどんな言葉でわかりますか。
・4コマ目:男の子はどうして柿を落としてしまったと言っていますか。
・4コマ目:柿を落としてしまって、男の子はどんな気持ちになりましたか。

T:じゃあ、①の絵を見てください。女の子はどんなことを言っていると思いますか。
S1:あ、あそこに柿がある。
S2:あれ、取って。
T:いいですね。女の子は男の子に「あれ取って」と頼みます。男の子の顔を見てください。男の子はあの柿がとれると思いますか。
S:いいえ。取れないと思います、
T:そうですね。何パーセントくらいできないと思いますか。
S100%

T:じゃあ、男の子は女の子に何といいますか。
S1:え~、無理だよ。
S2:絶対取れないよ。
T:いいですね。新しい言い方も覚えましょう。
T:「取れっこないよ。」です。

T:仲が良い友達に「絶対にできないよ」と言いたいとき、「V(ます)っこない」を使って言うことができます。
T:じゃあ、S1さん、日本の国歌を歌ってください。歌えますか。
S1:無理です。
T:新しい言い方で言いましょう。
S1:歌えっこない。
T:いいですね。

T:じゃあ、②の絵を見てください。女の子は何かを見つけましたね。何ですか。
S:階段。
T:これは「はしご」と言います。じゃあ、女の子は何と言いますか。
S:見て、あそこにはしごがあるよ。
T:そうですね。じゃあ、女の子ははしごを見つけてどんな気持ちになったと思いますか。
S1:うれしい。
S2:やったー
S3:はやく、柿が食べたい。

T:そうですね。柿が取れるから嬉しいですね。そして、「早く柿が食べたい、早く柿が食べたい」とちょっと興奮していますね。この気持ちを日本語で「わくわく」と言います。

T:じゃあ、男の子は何と言いますか。
S:やったね。

T:じゃあ、③の絵を見てください。
T:男の子は柿を取ろうとしていますね。
S:はい。
T:女の子はどんな気持ちで、男の子を見ていますか。
S1:落ちてほしくない。
S2:気をつけてほしい

T:そうですね。じゃあ、その気持ちを日本語でどうやって言いますか。
S:ハラハラ?
T:いいですね。

T:じゃあ、男の子は柿を取ろうとます。そして、取れましたか。
S:いいえ。
T:じゃあ、どんな言葉が入ると思いますか。
S1:しまった。
S2:あー。
T:いいですね。

T:じゃあ、④の絵を見てください。柿を落としてしまった男の子はどんな気持ちになったと思いますか。
S:悲しい。
T:そうですね。悲しい気持ちですね。悲しい気持ちを表す言葉は日本語で「しょんぼり」と言います。

T:じゃあ、女の子と男の子はどんなことを話していますか。
S:(答える)

T:じゃあ、会話のサンプルをチェックしましょう。

それぞれのコマの会話をチェックする。

T:(4コマ目の男の子を指して)男の子は「急に強い風が吹いてきたんだもん」と言っていますね。「吹いてきたんだもん」はどういう意味だと思いますか。
S:「吹いてきたから」
T:そうですね。理由を言っています。

T:じゃあ、「急に強い風が吹いてきたから」と「急に強い風が吹いてきたんだもん」はどんな気持ちの違いがあると思いますか。
S:「だもん」はちょっと悲しい気持ち。
T:そうですね。「んだもん」はちょっと悲しい気持ちがあります。何か失敗して悲しそう理由を言うときに使います。
T:でも、大人はあまり使いません。よく子供が使います。

伝えてみよう

タスク前作業

Can-do
日本語を使う楽しさや難しさについて、経験をもとに話すことができる。
質問例
・日本語を使っていて、どのように感じますか。
・日本語は難しいなと思ったことがありますか。

T:日本を使っていて、難しいなぁと思ったことや、何か失敗したことがありますか。
S:(話す)

T:じゃあ、今からCDを聞きましょう。CDの人は日本語を使っていて、どんな失敗をしましたか。聞いてください。
S:(CDを聞く)

T:だいたいわかりましたか?
S:はい。
T:じゃあ、この人はどんな失敗をしましたか。
S:「顔が広い」と言いたかったのに「顔が大きい」と言ってしまった。
T:そうですね。じゃあ、「顔が広い」ってどんな意味だと思いますか。
S:フラット?
T:それはいい言葉ですか。
S:いいえ。

「顔が広い」の意味を考えさせ、答えが出なければ説明する。

タスク後作業

質問例
・この人が日本語を使ってみたくなるのはどんな時ですか。
・この人は日本語のどんな表現を間違ったと言っていますか。
・間違ったとわかったとき、どんな気持ちになりましたか。
・自分が間違ったことにどうして気が付いたのですか。
・間違ったと気がついたとき、この人はどうしましたか。相手の人は起こりましたか。
・間違った使い方に気が付いたとき、この人はどんな気持ちだったと言っていますか。

T:じゃあ、もう一度CDを聞きましょう。今度はスクリプトを見ながら聞きましょう。聞いたあとに色々質問しますから、集中して聞いてください。
S:(CDを聞く)

T:じゃあ、S1さん、最初の段落を読んでください。
S1:(読む)

T:じゃあ、この人が日本語を使ってみたくなるのはどんな時ですか。
S:学校で習ったとき
T:そうですね。

T:じゃあ、この人は「顔が大きい」と「顔が広い」を間違いたとき、どんな気持ちだったと思いますか。
S:恥ずかしい
T:そうですね。じゃあ、どのくらい恥ずかしかったと思いますか。
S:火が出るほど
T:そうですね。「火が出るほど」の「ほど」は何ですか?
S:火が出るくらい

T:そうですね。「くらい」と同じです。どのくらいか説明するときにの表現です。何か例を挙げて言うときに使います。

T:じゃあ、「火が出るほど」はどのくらい恥ずかしかったと思いますか。
S:とても、とても
T:いいですね。

T:じゃあ、S2さん、次の段落を読んでください。
S2:(読む)

T:はい、この人は「顔が大きい」と「顔が広い」を間違て使ってしまいましたね。
S:はい。
T:じゃあ、間違って使ったとき、すぐに間違えに気が付きましたか。
S:いいえ。
T:じゃあ、どうして間違えたことに気が付きましたか。
S:言われた人は、驚いた顔をして黙っていたから。
T:そうですね。

T:じゃあ、間違えたこをに気が付いたときこの人はどうしましたか。
S:必死に説明しました。
T:そうですね。じゃあ、相手の人は怒りましたか。
S:いいえ、笑っていました。
T:じゃあ、もしこの人が間違えたことに、すぐに気が付かなかったら、どうなりますか。
S:怒ります。
T:どうしてわかりますか。
S:もう少しで怒らせてしまうところだった。

板書
もう少しで怒らせてしまうとこだった。

T:これはどんな意味だと思いますか。
S:実際は怒らせませんでした。でも、気が付くのが遅かったら怒らせていました。

T:いいですね。実際には怒らせていません。でも、もし遅かったら怒らせていました。これを言いたいとき「ところだった」を使って「怒らせてしまうところだった」と言います。

T:「~ところだった」は実際に~になっていません。でも、もう少しで~という状況になっていたかもしれないという意味です。

T:じゃあ、この人は相手の人と話していて、日本語の間違いに気が付きましたね。
S:はい。
T:間違いに気がついたとき、どんな気持ちだったと思いますか。
S:恥ずかしくてたまりませんでした。

T:そうですね。「恥ずかしくてたまりません。」はどんな意味だと思いますか。「恥ずかしかった」とどう違いますか。
S:「恥ずかしくてたまりません」はとてもとても恥ずかしい。
T:そうですね、

耳でキャッチ

タスク前作業

Can-do
日常生活の中で耳にした日本語に関する質問をしたとき、その答えを聞いて理解することができる。
質問例
・日本語を聞いて、変だとか不思議だとか思ったことがありますか。どんな日本語ですか。
・今までに習ったことがない日本語を見たり、聞いたりしたとき、どうしていますか。
・この人たちは先生に何の話をしていますか。

T:みなさんは日本語を聞いて、何か変だとか不思議だと思ったことがありますか。
S:はい。
T:どんな日本語ですか。
S:(答える)

T:今までに習ったことがない日本語を見たり、聞いたりしたとき、どうしていますか。
S1:辞書で調べます。
S2:日本人の友達に聞きます。

T:じゃあ、今からCDを聞きましょう。マリヤムさんとマルコさんが先生と日本語で不思議に思ったことについて話しています。

T:マリアムさんは電車の中で聞く女子高生の言葉についてどう思っていますか。
S:(CDを聞く。)

タスク後作業

T:はい、わかりましたか。
S:はい。

T:じゃあ、マリアムさんは電車の中で聞く女子高生の言葉についてどう思っていますか。
S:男の子みたい。

T:そうですね。じゃあ、3人はどんな話をしていましたか。
S:(答える。)

T:もう一度、CDを聞きましょう。今度はスクリプトを見ながら聞きましょう。
S:(CDを聞く)

質問例
・マリヤムさんはどうして日本の女の人の話し方が好きですか。
・本田先生は男性と女性の言葉遣いがどうなってきていると言っていますか。
・本田先生は、女子高生たちがいつも男の子のような話し方をしていると思っていますか。
・本田先生は、女子高生が丁寧に話すときの相手はどんな人だと言っていますか。
・どうしてマルコさんはアルバイト先の店長や先輩に自分のことを「私」と言っていたのですか。先輩たちからはどう言われましたか。
・先輩と話すとき、自分のことを「私」と言わなかったらどうなると先生は言いましたか。
・本田先生は日本語の言葉の意味の違いを覚えることは簡単だと言っていますか。
・本田先生は何が難しいと言っていますか。

T:じゃあ、S1さん、マリアムさんの最初の会話を読んでください。
S1:(読む)

T:そうですね。じゃあ、マリアムさんはどうして日本の女の人の話し方が好きですか。男の人の話し方が好きですか。
S:女の人の話し方です。
T:じゃあ、どうして女の人の話し方が好きですか。
S:優しいですから。

T:じゃあ、S2さん、本田先生の会話を読んでください。
S2:(読む)
T:じゃあ、本田先生は男性の言葉遣いと女性の言葉遣いがどうなってきていると言っていますか。
S:なくなってきている。
T:そうですね。じゃあ、本田先生は、女子高生たちがいつも男の子のような話し方をしていると思っていますか。
S:いいえ。
T:どうしてわかりますか。
S:その高校生たちもいつも男の子みたいな話し方をしているわけではないと思いますよ。

T:じゃあ、「いつも男の子みたいな話し方をしているわけではない。」と「いつも男の子みたいな話か方をしていない」は何が違いますか。
S:「わけではない」は男の子みたいな話し方をすることもありますが、しないこともあります。
T:そうですね。

T:じゃあ、S3さん、次を読んでください。
S3:(読む)

T:じゃあ、女子高生はどんな時、丁寧に話すと本田先生は言っていますか。
S:目上の人や親しくない人と話すとき。
T:そうですね。

T:じゃあ、S4さん、次を読んでください。
S4:(読む)

T:どうしてマルコさんはアルバイト先の店長や先輩に自分のことを「私」と言っていたのですか。
S1:店長は目上の人ですから。
S2:自分よりもえらい人ですから。
T:じゃあ、マルコさんは自分のことを「私」と言っていますが、そのことについて先輩たちからはどう言われましたか。
S:「私」じゃなくてもいいよ。
T:そうですね。

T:じゃあ、S5さん、次を読んでください。
S5:(読む)

T:先輩と話すとき、自分のことを「私」と言わなかったらどうなると先生は言いましたか。
S:もっと親しくなれる。
T:そうですね。「親しくなる」はどういう意味ですか。
S:仲良くなる。
T:いいですね。

T:じゃあ、S6さん、次を読んでください。
S6:(読む)

T:本田先生は日本語の言葉の意味の違いを覚えることは簡単だと言っていますか。
S
:はい。
T:どうしてわかりますか。
S:意味の違いぐらいはすぐに覚えられる。
T:じゃあ、「意味の違いぐらいはすぐに覚えられる」と「意味の違いはすぐに覚えられる」はどう違うと思いますか。
S:(答える)

T:じゃあ、本田先生は何が難しいと言っていますか。
S:状況に合わせて、その言葉を使い分けること。
T:そうですね。

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