【ブリッジ教材】初級から中級への橋渡しにおすすめの書籍

「みんなの日本語1・2」や「げんき1・2」などの初級教材が終わって、いざ中級教材を使い始めると初級とのレベルの差に、授業についていけない学生が出てしまうことってありますよね。

そんな学生向けにおすすめなのが、初級と中級の中間レベルの教材です。

「ブリッジ教材」や「橋渡し教材」、「初中級教材」などと呼ばれる教材で、色々な本がありますが、今回はその中でもおすすめの書籍を3つ紹介します。

ブリッジ教材におすすめの書籍

まず、結論から言ってしまうと、私がおすすめするブリッジ教材は以下の3つです。

1. 中級へ行こう

「中級へ行こう」は「みんなの日本語」をベースとして作られており、みんなの日本語に登場した単語や文型、漢字などは既習として、それ以外の単語や文型は新出語彙・文型として扱われます。

新出語彙については、巻末に単語リストとして掲載されており、中国語・韓国語・英語での翻訳もあるので、すぐに意味を確認でき、とても便利です。

全10課で構成されており、各課で紹介されている読み物はあまり長くないので、読みやすく、またトピックも面白いものが多いので、飽きずに読めるものばかりです。

本書で登場する文型はN3やN2レベルのものも含まれますが、条件形や比較表現など既習のものも出てくるので、復習にもなり、中級へ移行する橋渡し教材としては、とても良い本だと思います。

2. できる日本語 初中級

「できるに日本語 初中級」はタスク中心の教材です。

先ほどの「中級へ行こう」はどちらかというと読解や文型中心ですが、こちらの教材では「〇〇ができる」といったゴール(Can-do)が設定されており、それに向かってタスクを実施していきます。

ゴールは文型を覚えることではなく、タスクを達成することです!

また、タスクシラバスということもあり「中級へ行こう」とは進め方が異なります。

流れとしては、まず場面があり、その場面でどんな日本語を使うのか考えます、そして、その答え合わせとしてサンプル会話を聞いて、どんな日本語を使っていたのか聞き取ります。

そして、最後に「こんな文型を使うよ」と教師が紹介し、その文型を使えるように練習をします。

この「初級中」では、課の前半は「みんなの日本語」に登場した文型が多く出てくるので、復習になりますし、また、どう言った場面でその文型を使うのか再認識できるのでおすすめです。

後半になると「みんなの日本語」や「げんき」に登場しなかった文型も登場するので、中級への橋渡し教材として、非常に役に立ちます。

また、文法の練習帳や単語帳など副教材も豊富なので、練習・復習用の宿題として利用もできます。

3. まるごと 日本のことばと文化 初中級

「まるごと 日本のことばと文化 初中級」は国際交流基金が開発した教材で、「できる日本語」と同様にタスク中心に授業を進めていきます。

「できる日本語」と違って、全ページカラー仕様になっており、とても見やすいです。

また、トピックも「スポーツの試合」や「家探し」、「旅行中のトラブル」など学習者が楽しみながら学習できるものが多いのが特徴です。

登場する文型数としては「できる日本語 初中級」のほうが多いので、文型をたくさん教えたり、復習したいという先生方は「できる日本語」のほうがいいかもしれません。

まとめ

今回は初級から中級へのレベルアップするための橋渡し教材としてオススメの本を3つ紹介しました。

初級が終わって、中級を教えたいけど、ちょっと今のレベルでは難しいと思っている先生方は今回紹介した本を使ってみてください。

スポンサーリンク