新米日本語教師におすすめの参考書

養成講座を修了して、実施の現場で教えることになっても、やはり経験不足で不安な方も多いのではないでしょうか。そこで、今回は日本語を初めて教える方に役立つ参考書を紹介します。

みんなの日本語初級 教え方の手引き

国内の学校で勤務される方は、今でもみんなの日本語を使っている学校が多いと思います。ですから、新米日本語教師の方は教科書準拠の手引きを1冊持っておくと良いでしょう。

手引きの中には各課の各文法項目について日本語でどのように教えるのか導入例が1〜3つ紹介されていて、そのまま使える導入例も多いです。

ですが、中には「この導入例で本当に理解してもらえるの?」と思うような例もあるので、この本をベースにしつつ、他の導入例や練習問題を追加して授業をすると良いと思います。

学習者に理解してもらうには、たくさん例文を用意しておく必要がありますが、この本では導入例が中心ですので、授業の前には自分で例文をたくさん用意しておきましょう。

みんなの日本語 翻訳・文法解説 英語版

みんなの日本語で扱う文法について、英語で解説してある本です。

「教え方」の本ではありませんが、読んでいて損はありません。学生にコピーして配布することも可能ですので買っておきましょう。

初級日本語 げんき

海外の学校では、使っている学校も多い教科書です。学習者が学校へ行かなくても学習できるように、英語での文法説明もあります。英語で詳しく解説が書いてるので、英語が読める方は一度、解説を読んでおくと良いでしょう。

日本語の教え方ABC

日本語で日本語をどうやって教えるのかが、書かれた本で、新米日本語教師の方には特にオススメの1冊です。

この本では、「名詞文」、「推量」など文型がカテゴライズされているので、教えたい文型をすぐに見つけることができ、とても見やすい構成になっています。例えば、た形を例に挙げると、「Vたことがあります」、「Vたあとで」、「Vたり、Vたり」、「Vたまま」、「Vた方がいいです」の導入例が紹介されています。

各文型に1つずつしか導入例はありませんが、初めて日本語を教える先生方には、大変参考になる1冊だと思います。

初級を教える人のための日本語文法ハンドブック

初級で学習する日本語文法についてわかりやすく説明が書かれている本です。

最低限、おさえておくべき「これだけは」とその先の「もう少し」、そして研究的な領域の「もう一步進んでみると」の3つに分けて説明してあり、とても親切な1冊と言えるでしょう。

 短期集中初級日本語文法総まとめ ポイント20

助詞、て形で使う文型、た形で使う文型、受身、使役などなど、初級で習う文法が整理されていて、とても見やすい1冊です。

学習者向けの参考書ですが、教師が持っていても損はないでしょう。学習者にコピーして配布してもいいですが、基本的に日本語で書いてあり、難しい単語も出てくるので、ある程度フォローしてあげる必要があります。

初級を一通り勉強した後の復習教材、総まとめ問題として使うといいと思います。

くらべてわかる 初級 日本語表現文型ドリル

初級文法・表現の中で似ている言葉、例えば、「〜そうです」と「〜って言っていました」の意味の違いについて説明があります。

例文も豊富なので、とてもわかりやすいです。新米教師の方は学生からどんな質問が来るかわからず、不安も多いと思うので、こういった本を1冊は持っておくといいと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は新米教師の方に向けたオススメ書籍を紹介しました。

他にもたくさん本はありますが、たくさん本を買うとお金も、読む時間も掛かるので、まずは今回紹介した本を使ってみて、物足りなかったら追加で他の本も買うといいと思います。

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