使用教材

みんなの日本語 初級2

できるようになること (Can-do)

・上下、親疎の人間関係に基づく尊敬語の表現を理解し、適切に使うことができる。

*「〜られます」は後日追加予定。 

お〜になります

導入

T:私は会社の社長です。みなさんは社員です。私はみなさんに聞きます。昨日、何時に帰りましたか。
S1:6時に帰りました。
T:そうですか。じゃあ、S1さん、私に聞いてください。
S1:社長は昨日、何時に帰りましたか。
T:私は社長です。「帰りましたか」はよくないです。もっと丁寧な言葉を使います。
T:社長は何時にお帰りになりましたか。です。

T:皆さんはよく本を読みますか。
S:はい。
T:どんな本を読みますか。
S1:novelを読みます。
T:そうですか。じゃあ、S1さん、私に聞いてください。
S1:先生はよく本を読みますか。
T:私は先生です。もっと丁寧な言葉を使いましょう。
T:先生はよく本をお読みになりますか。です。

板書

社長は何時にお帰りになりましたか。
先生はよく本をお読みになりますか。

尊敬語 :お+V(ます)+になる。

T:社長、先生、偉い人(person in a high position)、知らない人と話すとき、丁寧な言葉を使います。

T:じゃあ、S1さんが社長です。私と皆さんは社員です。
T:私とS2さんが話します。今、7時です。S3さんと、S4さんと社長はもう帰りました。
T:S2さん、S3さんはもう帰りましたか?
S2:はい、もう帰りました。
T:そうですか。じゃあ、S4さんは?
S2:S3さんも、もう帰りました。
T:そうですか。じゃあ、S1さんは?
S2:S1さんももう帰りました。
T:S1さんももうお帰りになりました。

板書
S1さんももうお帰りになりました。

T:社長、先生、偉い人(person in a high position)について話すときも、丁寧な言葉を使います。

練習

●変換練習(単語レベル)

聞く→お聞きになる
読む→お読みになる
帰る→お帰りになる
わかる→おわかりになる
調べる→お調べになる
座る→お座りになる
立つ→お立ちになる
会う→お会いになる
待つ→お待ちになる
入る→お入りになる
話す→お話になる
閉める→お閉めになる
開ける→お開けになる

た形も練習しておく。
聞いたことがあります。→お聞きになったことがありますか。


特別な尊敬語

T:私とS1さんは一緒にレストランへ行きました。私はS1さんに聞きます。何を食べますか。
S1:カレーライスを食べます。
T:S1さん、私に聞いてください。
S1:先生は何をお食べになりますか。
T:「何を召し上げありますか」です。

T:明日、S1さんの家でパーティーをします。S2さん、S3さん、S4さん、みなさん、S1さんの家へいきます。じゃあ、皆さん、私は行きますか?行きませんか?聞いてください。
S:先生はお行きになりますか。
T:「先生はいらっしゃいますか。」です。

T:尊敬語の形は「お + v(ます)+ になる」ですが、スペシャルケースがあります。

VerbsHonorific verbs(short form)Honorific verbs(long form)
いる
行く
来る
いらっしゃるいらっしゃます
見るご覧になるご覧になります
言うおっしゃるおっしゃます
するなさるなさます
食べる
飲む
召し上がる召し上がります
くれるくださるくださます
寝るお休みになるお休みになります
〜ている〜ていらっしゃる〜ていらっしゃます

練習

●変換練習(単語レベル)

T:いる
S:いらっしゃる → いらっしゃいます

食べる→召し上がる→召し上がります
言う→おっしゃる→おっしゃいます
いる→いらっしゃる→いらっしゃいます
する→なさる→なさいます
寝る→お休みになる→お休みになります
来る→いらっしゃる→いらっしゃいます
見る→ご覧になる→ご覧になります
飲む→召し上がる→召し上がります
住んでいる→住んでいらっしゃる→住んでいらっしゃいます
読んでいる→読んでいらっしゃる→読んでいらっしゃいます
くれる→くださる→くださいます

た形も練習しておく。
見たことがありますか。→ご覧になったことがありますか。
食べたことがありますか。→召し上がったことがありますか。
したことがありますか。→なさったことがありますか。

●変換練習(文レベル)

T:ご飯を食べる。
T:ご飯を召し上がる→ご飯を召し上がります。

ネクタイをくれました。→ネクタイをくださいました。
お名前はなんと言いますか。→お名前はなんとおっしゃいますか。
先生はいますか。→先生はいらっしゃいますか。
どちらに住んでいますか。→どちらに住んでいらっしゃいますか。
3時に来ます。→3時にいらっしゃいます。
A先生は昨日11時に寝ました。→A先生は昨日11時にお休みになりました。
先生は何を食べますか。→先生は何を召し上がりますか。
この映画を見ましたか。→この映画をご覧になりましたか。

お/ご〜ください

導入

T:私はホテルでアルバイトをしています。お客さんが私に言います。「荷物を部屋に運んでください。」私は言います。「わかりました。しばらく待ってください。」・・・いいですか?
S:しばらくお待ちになってください?
T:いいですね。でも、もっと良い言い方があります。「しばらくお待ちください」です。

T:ホテルの前に大きな道があります。たくさん車があります(通ります)。危ないです。お客さんがホテルをでます。私はお客さんに言います。「注意してください。」・・・いいですか?
S:お注意ください。
T:「ご注意ください。」です。

板書

しばらくお待ちください。
ご注意ください。

お+V(ます)+ください。:1・2グループ動詞
ご+V(ます)+ください。:3グループ動詞 (例外:来る、する)

スペシャルケース:Irregular verbs but お〜ください。
掃除 洗濯 電話 買い物 食事 散歩

次の単語は「お」も「ご」も言えない。
来ます、練習、復習、勉強、コピー

練習

●変換練習

聞く、急ぐ、読む、待つ、話す、選ぶ、閉める、説明する、
紹介する、注意する、食べる、休む、見る

スポンサーリンク
関連キーワード