
文型:〜によって(手段・方法)
[意味]
"Nという手段や方法で〜する"
手段・方法を表す。
書き言葉として使われる。
「〜で」で置き換えが可能。
単に手段の選択を表す場合には使わない。
×毎日、自転車によって学校へ行く。
×箸でご飯を食べます。
●Nにくる言葉の例
インターネット、メール、方法、結婚、リサイクル、対話、教育、リクエスト、技術、システムなど。
[英訳]
by, through, based on N
(Used to refer to a means or method. Usually used in writing. )
[JLPT レベル]
N3
[備考]
・「〜により」という言い方もあるが、「〜によって」よりもやや硬い表現である。
・後ろに名詞が来る場合は「〜によるN」となる。
例文
・テストの結果によって、クラスが決まる。
・毎日、早く起きることによって、体の調子がよくなってきた。
・その問題は話し合いによって、解決できると思う。
・インターネットによって、色々なビジネスができる。
・インターネットによって、どこでも映画が見られる。
・アンケート調査によって、社員が何に不満を感じているのか知ることができた。
・毎日習ったことをすぐに復習することによって、日本語が上達します。
・私は毎朝早く起きることによって、ゆっくり朝食を食べる時間や新聞を読む時間を作っています。
・未成年者の飲酒や喫煙は法律によって、禁止されています。
・スマホによって、決済までできる時代になった。
・ボランティアに参加することによって、たくさんのことを学ぶことができた。
誤用例
・毎日、自転車によって学校に通っている。
・メールによって、友達に連絡することが多い。
この文型が登場する教科書
できる日本語 中級 第10課:日本を旅する