使用教材

1. 絵を見て考えよう

どんな料理が好き?/どんなものが入っている?
ここでは、料理の名前や材料、調味料などの単語を紹介する。

T:皆さんは、どんな料理が好きですか。
S1:牛丼
S2:ラーメン
T:じゃあ、牛丼やラーメンにはどんな物が入っていますか。
S:牛肉、ヌードル、胡椒など。

他のSにも質問して、材料を確認してく。確認ができたら、追加で野菜や調味料などを絵を見せながら紹介していく。

 単語を覚えることがゴールではないので、単語リストなどを渡して、暗記は宿題とする
何を使って作る?
ここでは、「包丁」や「なべ」など調理器具の言葉を紹介する。

T:じゃあ、牛丼は何を使って作りますか。
S:なべ
T:鍋だけですか?
S:ナイフ?
T:料理の時に使うナイフを「包丁」と言います。
T:じゃあ、包丁で何をしますか。

同様に、質問を通して調理器具の言葉を導入していく。

どうやって作る?
ここでは、「炒める」や「茹でる」など調理方法の言葉を紹介する。

T:じゃあ、牛丼はどうやって作りますか。
S:まず、玉ねぎを切ります。
T:大きさは?
S:薄いです。
T:薄く切ります。と言います。

 ここで、語彙の導入が難しい場合は、無理に導入せず、次の「ことばを増やそう」で説明する。

T:じゃあ、皆さんは普段、料理をしますか。
S1:はい、よく作ります。
S2:時々、作ります。
T:じゃあ、今日は料理の言葉と作り方を勉強しましょう。
T:それから、皆さんに料理の作り方を説明してもらいます。

2. ことばを増やそう

メモ
プリントを配布すると、答えがわかってしまうので、最初は絵カードを使って確認する。
1(調理器具)で(調理方法)

T:じゃあ、少し単語を勉強(復習)しましょう。
T:これは何ですか?
S:電子レンジです。
T:そうですね。電子レンジです。何をしますか。
S:温かくします。
T:温かくすることを、「温めます」といいます。
T:もっと難しい言い方もあります。知っていますか。
S:知りません。
T:加熱しますと言います。

 N2レベルの言葉も混じっているので、導入するかどうかはその場やクラスの雰囲気で決める。

同じように、調理器具の写真を見せて、料理方法(動詞)を答える。

2(材料)を(大きさ・形)に切る

T:じゃあ、次は食べ物の言葉を勉強(復習)しましょう。
T:これは何ですか?
S:玉ねぎです。
T:はい、じゃあ、料理をするとき、玉ねぎをどうしますか?
S:切ります。
T:大きさは?
S:半分に切ります。
T:いいですね。じゃあこれは何ですか?
S:じゃがいもです。
T:じゃがいもを切ります。大きさは?
S:半分に切ります。
T:他の大きさは何がありますか。
S1:1/3
S2:3cm
T:1/3は「さんぶんのいち」と言います。
T:3cmは「さんセンチメール」です。

3(材料)を(切り方)にする

T:じゃあ、今度は野菜の切り方を勉強しましょう。

切り方の名前を知っている人は殆どいないので、写真を見せて説明する。

T:じゃあ、「たまねぎ」、「みじん切り」この2つを使って文を作ってください。
S:玉ねぎを、みじん切りに切る。
T:玉ねぎをみじん切りにする。と言います。

他にも「野菜」、「切り方」を与えて、文を作らせる。

板書
(材料)を(切り方)にする。

T:「みじん切り」や「輪切り」など「切り方」の言葉を使うときは、(切り方)にすると言います。

4(材料)を(分量)入れます。

T:じゃあ、これは何ですか。
S:大さじ、小さじです。
T:そうですね。じゃあ、これは?
S:砂糖です。
T:はい、(砂糖をすくって、鍋に入れるアクションをして)何をしましたか?
S:鍋に砂糖を入れました。
T:どのぐらい入れましたか?
S1:大さじ・・・
S2:1回
T:大さじ1杯と言います。

T:スプーンを使うとき、1杯、2杯、3枚、杯を使います。

ある程度、必要な語彙や文型の導入ができたら、プリントを配布して、単語の意味や文型の形を確認する。絵や言葉を与えて、文を作らせ、料理の言葉や表現を口に出して言えるようにする。


3. 練習しましょう

T:じゃあ、今、料理の言葉を勉強しましたから、少し練習しましょう。

プリントを配布し、学生に記入させて、答え合わせをする。

4. 聞いてみよう

メモ
CDを聞く前に(    )に入る言葉や表現を考えさせる。

T:じゃあ、これから、料理の作り方を聞きます。
T:肉じゃがの作り方です。

 肉じゃがを知らない学生もいると思うので、写真を見せてどんな料理かイメージさせる。

T:じゃあ、CDを聞くまでに、文章を読んで、(    )の言葉を考えてみてください。
S:(答えを考え、記入する)

T:わからない言葉や漢字がありましたか。
S:いいえ、ありませんでした。
T:じゃあ、CDを聞いてみましょう。
S:(CDを聞く。)
T:はい、全部聞けましたか。
S;はい。
T:じゃあ、答えを確認しましょう。

答えを確認できたら、2つ目の「焼きおにぎり」も同じ流れ進める。

5. やってみよう

メモ
この課のゴール。学習した言葉を使って学習者の国の料理や好きな料理の作り方を紙に書いて発表させる。
「タスク説明」→「例をチェック」→「再度、タスク説明」→「準備」→「発表」という流れで進める。

T:じゃあ、最後にみなさんに料理の作り方を書いて、発表してもらいます。
T:みなさんの国の料理、好きな料理、何でもいいです。

T:始めに例を見てみましょう。これはチャーハンの作り方です。
T:S1さん材料は何ですか。
S1:(答える)
T:下ごしらえは何をしますか。
S1:(答える)
T:じゃあ、作り方を読んでみましょう。S1さん読んでください。
S1:(読む)

必要に応じて、例文で使われている言葉や表現を再度、確認する。

 

T:じゃあ、今度はCDを聞いてみましょう。
S:(CDを聞く)
T:はい、CDを聞きましたね。じゃあ、今度はみなさんに発表してもらいます。

T:今からプリントを配ります。
T:このプリントに料理の材料、下ごしらえ、作り方を書いてください。
T:書いたあとで、少し練習してから、前で発表してもらいます。わかりましたか。
S:はい。
T:じゃあ、書いてください。

準備ができたら、発表する。発表中は他の学生がきちんと聞いているか確認するために、発表内容について質問する。

 

発表が終わったら第1課のCan-doをチェックする。

T:みなさん、発表しました。今日のゴールは何でしたか?覚えていますか。
S:料理の作り方を説明する。です。
T:そうですね。できましたか。
S1:はい。
S2:まぁまぁ。
S3:難しかったです。
T:S3さん、何が難しかったですか。
S3:まだ、言葉をちゃんと覚えていません。
T:そうですね。もう少し言葉を覚えていれば、上手に発表できたと思います。

T:今日は、料理の言葉と料理の作り方を勉強しました。料理の作り方を説明する機会があったら、今日勉強した言葉や表現を使ってくださいね。

T:それでは、今日の授業は終わります。
S:ありがとうございました。

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