使用教材

みんなの日本語 初級2

できるようになること (Can-do)

・上下や親疎の関係をわきまえた授業表現を使うことができる。
・丁寧な依頼ができる。

〜をいただきます

導入

T:みなさんの誕生日はいつですか。
S:〜月〜です。
T:そうですか。誕生日の時、何をもらいましたか。
S:手紙をもらいました。ノートをもらいました。マグカップをもらいました。など。
T:じゃあ、S1さん、誰にもらいましたか。
S1:友達にもらいました。
T:S2さんは?
S2:先生にもらいました。
T:(首を横に振って)先生にいただきました。

T:目上の人から貰った経験がなければTの経験について話す。

T:私は誕生日の時、友達にハンカチをもらいました。
T:先生に本をいただきました。

板書

先生に本をいただきました。

T:友達にもらう時「もらいました」、OKです。
T:先生、先輩、部長にもらう時、「いただきました」を使います。

S:どうしてですか。
T:先生、先輩、部長はpositionが上ですね。
S:はい。

T:positionが上の人からもらう時は「いただきます」を使います。

練習

●文作り

T:先生
S:先生にいただきました。

T:友達
S:友達にもらいました。

〜をくださいます

導入

T:もうすぐ、S1さんの誕生日ですね。
S:はい。
T:じゃあ、S2さんはこれを、S3さんはこれをあげましょう。
S2/S3:S1さんどうぞ。
S1:ありがとうございます。
T:S1さん、私は?
S1:私はS2さんとS3さんにプレゼントをもらいました。
T:じゃあ、S1さん、S2さんは?
S1:S2さんは私にプレゼントをくれました。
T:はい、いいですね。じゃあ、私もS1さんにプレゼントをあげます。どうぞ。
S1:ありがとうございます。
T:S1さん、私は?
S1:私はノッチ先生にプレゼントをいただきました。
T:ノッチ先生は?
S1:ノッチ先生は私にプレゼントを・・・・くれました?
T:ノッチ先生は私にプレゼントをくださいました。です。

板書
ノッチ先生は 私に プレゼントを くださいました。

T:みなさん、「くれます」を勉強しましたね。
S:はい。
T:先生、先輩、部長、上のpositionの人がくれる時は「くださいます」を使います。

練習

●絵を見せて文を作る練習

〜をやります

導入

T:来月、私の父の誕生日です。私は父に・・・(ネクタイの写真を見せる)
S:ネクタイをあげます。
T:いいですね。

T:じゃあ、これを見せてください。何ですか。
S:花です。

T:そうですね。私は花に・・・?
S:水をあげます?
T:いいですね。でも他の言い方もあります。
T:「花に水をやります」です。

他にも「犬に餌(肉)をあげます」の例も出す。

板書
私は 花に 水を やります。

T:花や動物にものをあげる時は「やります」を使うことができます。それから、「子供」や下のpositionの人にあげる時も「やります」を使うことができます。

T:でも、日本人は最近はあまり「やります」はつかいません。あげます、をよく使います。
S:どうしてですか。
T:「やります」はあまりいい言葉じゃないと思っている人が多いからです。
T:でも、テストに出るかもしれませんから、覚えておきましょう。

練習

●文作り

T:サル、バナナ
S:サルにバナナをやります。

〜ていただきます

導入

始めに以下の絵カードを使って「〜てもらう」の復習をする。

それから、絵の登場人物が目上の人だったら何と言うか質問し、「〜てもらう」が「〜ていただく」になることを教える。

物をもらう時に「〜いただく」を使うと学んだ後なので、容易に理解できるだろう。

練習

●文作り

〜てくださいます

導入

「〜ていただきます」と同様に「〜てくれる」を復習してから、導入する。

練習

●文作り


〜てやります

導入

T:これはわたしの犬です。犬の顔をみてください。楽しいですか。悲しいですか。
S:悲しいです。
T:そうですね。おもちゃがありませんから、悲しいです。
T:私は店に行きました。そして、私は犬にボールを買って?
S:やりました?
T:はい、そうです。

板書
私は 犬に ボールを 買って やりました。

T:犬や花にあげるときは「やります」を使えますね。
T:「買ってやります」と言うことができます。
T:でも「〜てやります」はあまりいい言葉ではありませんから「〜てあげます」も使うことができます。

〜てくださいませんか

導入

T: これはジェシカさんです。ジェシカさんは漢字を勉強しています。でも、この漢字がわかりません。先生に聞きたいです。ジェシカさんは何と言いますか?

S:先生、読めません。教えていただけませんか。
T:いいですね。教えていただけませんか。勉強しましたね。
T:他の言い方もあります。

T:教えてくださいませんか。です。

板書
教えてくださいませんか。
 「くださいませんか」と「いただけませんか」の違いについて質問があった場合は、だいたい同じ意味なので、丁寧に依頼をする時はどちらを使っても良いと答える。

練習

●変形練習(単語レベル)

T:教えます。
S:教えてくださいませんか。

説明する、案内する、書く、話す、待つ、来る、開ける、作る、閉める、教える、調べる、運ぶ、連れてくる、運転する、紹介する、助ける、手伝う、直す、消す、持つ、つける、訳す、連れていく

 

● 変形練習(文レベル)

・えんぴつを貸す。
・お金を返す。
・8時に起こす。
・10分待つ
・ドアを開ける。
・エアコンをつける。
・宿題を手伝う。
・日本語に訳す。
・漢字を教える。
・作文を直す。
・京都に連れて行く。
・空港に迎えに来る。
・窓を閉める。
・ゆっくり話す。
・荷物を持つ。
・机を運ぶ。
・自転車を貸す。
・写真を取る。

 

● Q&Aで練習

・消しゴムを忘れました。友達に借りたいです。何と言いますか。
・S1さんは日本に行きました。駅に行きたいです。道がわかりません。
・今、とても暑いです。S1さんはエアコンをつけたいです。先生に何と言いますか。
・今、たくさん荷物があります。運べません。友達にリクエストします。何と言いますか。
・漢字を勉強しています。でも、漢字が読めません。先生に聞きます。何と言いますか。
・田中さんと友達になりました。田中さんは日本を話します。とても早いです。リクエストします。何と言いますか。
・S1さんは日本人の友達が欲しいです。S2さんは日本人の友達がたくさんいます。S1さんはS2さんに言います。何と言いますか。
・友達とインドへ旅行に行きました。写真を撮りたいです。人にリクエストします。何と言いますか。

 
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