
文型:〜ば〜ほど(相関関係)
[意味]
〜すれば・・・になり、もっと〜すれば・・・になる
前件の程度が強まると、それに影響して後件の程度もさらに強まることを表す。
[英訳]
if do〜becomes・・・, the more 〜the more・・・
[接続]
V(ば形) + V(辞書形) + ほど
イAければ + イAい + ほど
ナAなら + ナAな + ほど / ナAであれば + ナAであるほど
[JLPT レベル]
N3
[備考]
条件を表す「〜ば」は省略されることもある。
例文
1. 動詞文
・外国語は勉強すればするほどむずかしくなる。
・日本語は話せば話すほど、早く上達します。
・山頂に近づけば近づくほど空気が薄くなる。
・彼を好きになればなるほど私の気持ちを抑えられなくなるの。
・この問題は考えれば考えるほどわからなくなる。
・頑張れば頑張るほど給料がもらえる会社で働きたいです。
・彼は酔えば酔うほど強くなるのよ。酔拳の使い手だからね。
2. い形容詞文
・駅に近ければ近いほど、家賃は高くなります。
・旅行に行く時は、荷物は軽ければ軽いほどいい。
・日本の料理を習いたいんだけど、どこか知らない。お金があまりないので、安ければ安いほど嬉しいんだけど。
・試験の問題は難しければ難しいほどやりがいがある。
・私は辛いものが大好きなので、辛ければ辛いほど嬉しい。
・ビジネスのメールの返信は早ければ早いほどいい。
・ホテルは値段が高ければ高いほど、サービスや部屋の質もよくなるものだ。
3. な形容詞文
・家で何もせず、ゴロゴロしているのが好きなので、休日は暇なら暇なほどいい。
・試験は簡単なら簡単なほど嬉しい。
・家は丈夫なら丈夫なほど安心です。
・仕事は、大変であれば大変であるほど、やる気がでます。
この文型が登場する教科書
4技能でひろがる 中級日本語カルテット1 第2課:メールと手紙