
文型1:〜に対して(対象)
[意味]
〜に / 〜を相手として
[英訳]
toward
[接続]
N + に対して
[JLPT レベル]
N3
[備考]
後ろに名詞が来る場合は「〜に対するN」という形をとる。
例文1
・私の先生は男の子に対しては厳しいが、女の子に対しては優しい。
・先生は私の質問に対して、何も答えてくれなかった。
・彼は日本の政治に対して不信感を持っている。
・思春期になると、親に対して反抗したくなるものだ。
・社会人になると自分の発言に対して責任を持たなくてはいけない。
・いつも嘘をつくから、彼に対する不信感は増すばかりだ。
・彼は女性に対しては優しい。
・お年寄りの方に対しては、もっと親切にしなければなりません。
・親に対して、その言葉遣いはなんだ!
・彼の意見に対して、反対の者は手をあげてください。
文型2:〜に対して(対比)
[意味]
〜に対比して考えると
[英訳]
in contrast to
[接続]
N + であるのに対して
N + なのに対して
なA + であるのに対してい
なA + なのに対して
[JLPT レベル]
N3
例文2
・兄は活発なのに対して、弟はおとなしい性格だ。
・日本人の平均寿命は男性が約80歳なのに対して、女性は約85歳だ。
・8月の日本の季節は夏なのに対して、オーストラリアの季節は冬です。
この文型が登場する教科書
できる日本語 中級 第11課:ライフスタイル