
目次
文型:〜向けに
[意味]
〜のために / 〜を対象に / 〜に適するように
[英訳]
for
[接続]
N + むけに
後ろに名詞が来るときは「〜向けのN」となる
[JLPT レベル]
N3
例文
・この料理は子供向けに作られている。
・この本は外国人向けにやさしい日本語で書かれている。
・このモールでは、お年寄り向けに色々なサービスが展開されている。
・デザインはすごくいいんだけど、女性向けの財布なので、ちょっと・・・。
・このカメラはプロ向けに作られているので、機能がたくさんあって使うのが難しい。
・このサイトはスマホ向けに対応できていないので、少し見にくい。
・この新聞は経済の情報が多いので、ビジネスマン向けだ。
・上級者向けの日本語教材は少ない。
・このカメラはプロ向けなので、初心者の方には操作が難しいと思います。
・バリアフリーに対応した高齢者向けの賃貸住宅があるのを知っていますか。
・こちらのコースは初心者向けなので、とても走りやすいです。
・このジャケットは女性向けだが、男性が買うこともあります。
・大学周辺には学生向けの安いアパートがたくさんある。
類似文型「〜向き」との違い
類似文型に「〜向き」という文型がある。
「〜向け」は特定の人を対象に意図して作られたり、書かれたりされるのに対して、「〜向き」は「〜にちょうど良い」という意味がある。
例文
- このアニメは子供向けに書かれた。
- このアニメは大人向きだ。
例えば、上の「このアニメは大人向きだ。」の場合、特に意図して大人のために作ったアニメということではなく、グロテスクな描写があったり、子供が見るのにはあまり良くない描写があるなどして、子供より大人が見るにはちょうど良いという意味がある。
この文型が登場する教科書
できる日本語 中級 第2課 楽しい食事・上手な買い物