文型：〜向きに
[意味]
〜にちょうどいいよう / 〜に合っている
[英訳]
just right for / suited for
[接続]
N + むきに
[JLPT レベル]
N3
例文
このコースは初心者向きで、滑りやすいようになっている。
This course is designed for beginners and is easy to ski on.
このコースは道が狭く、険しいので経験者向きだ。
This course is narrow and steep, so it is suitable for experienced hikers.
この食堂にはランチは安くて量が多く、学生向きだ。
This cafeteria offers cheap and large portions for lunch, making it ideal for students.
このゲームは暴力シーンが多いので、子供向きではない。
This game has many violent scenes, so it is not suitable for children.
う〜ん、デザインはカッコいいけど、仕事向きの服じゃないよなぁ。
Hmm, the design is cool, but it's not suitable for work clothes.
「〜向けに」と「〜向きに」の違い
「〜向け」は特定の人を対象に意図して作られたり、書かれたりされるのに対して、「〜向き」は「〜にちょうど良い」という意味がある。
例文
- このアニメは子供向けに書かれた。
- このアニメは大人向きだ。
例えば、上の「このアニメは大人向きだ。」の場合、特に意図して大人のために作ったアニメということではなく、グロテスクな描写があったり、子供が見るのにはあまり良くない描写があるなどして、子供より大人が見るにはちょうど良いという意味がある。
この文型が使われている教科書
できる日本語 中級 第１８課 地球に生きる
