【JLPT N2】文法・例文:~にしては

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文型:~にしては

[意味]
~にふさわしくない / ~から予想される結果と違って・・・

その事実から当然考えられる姿とは違うことを表す表現。他の人を批判したり評価したりするときに使われる。自分自身のことにはほとんど使われない。

[英訳]
for
considering

[接続]
V(普) + にしては
N + にしては

[JLPT レベル]
N2

例文

・ラグビー選手にしては、体が小さいよね。

・彼は新入社員にしては、電話応対が上手だ。

・有名な監督がとった映画しては、あまりおもしろくないね。

・彼って35歳なの?35歳にしては、ちょっと服装が子供っぽくない?

・彼は20年もアメリカに住んでいたにしては、英語があまり上手じゃない。

10にしては、まだまだ暑いね。

・勉強しなかったにしては、いい点が取れた。

・彼、未経験にしては、上手にプログラムを組むよね。

A:今日で英会話スクールに通い始めて3年が経ちます。
B:えっ!それにしては、あまり英語が上手じゃないよね。

類似文型

「~にしては」の類似文型に「~わりに」という文型がある。

2つの文型は入れ替え可能なことも多いが、名詞と接続する場合、その名詞が抽象度の高い名詞の場合「~にしては」は使えない。

〇 彼は18歳にしては、老けて見える。
× 彼は年齢にしては、老けて見える。

「~にしては」は具体的な内容や数値を示すものと一緒に使われる。

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